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アンソロピック、AI悪用の遮断事例を公表 ロシア諜報が20超の組織に侵入 「人の監督をほとんど受けずに実行」
米AI企業アンソロピックは9月10日、自社の生成AI「Claude(クロード)」が悪用された事例と遮断の経緯をまとめた報告書を公表した。2025年12月から2026年8月までの8か月間に確認したもので、サイバー攻撃、世論工作、監視、詐欺、生物学的悪用、通常兵器、無断の「蒸留」という7分野にわたる。同社が最も強調したのは攻撃の自律化で、偵察から侵入、データの抜き取りまでを、AIが人の監督をほとんど受けないまま数時間から数日にわたって進めた事例を挙げた。ロシアの国家的な諜報活動とみられるグループは20を超える組織に侵入し、数百ギガバイトのデータを盗み出したという。同社は関係アカウントを停止し、当局や業界と情報を共有したうえで、攻撃の痕跡を示すデータを公開した。