タグ: サイバーセキュリティ
- テクノロジー
PHPの深刻な欠陥「PHP2shell」 IPA、VPN機器など組み込み製品も更新を
情報処理推進機構(IPA)は11月2日、ウェブで広く使われるプログラミング言語PHPの深刻な欠陥「PHP2shell」の注意喚起を更新し、VPN機器などに組み込まれたPHPも製品開発者の更新を適用するよう求めた。欠陥は認証なしで外部から任意のコードを実行されるおそれがあり、米当局は悪用を確認している。修正版は8.5.12など4つの版で、8.1以前には提供されない。
- テクノロジー
国産WAF「SiteGuard」に悪用確認の欠陥 サーバーを最高権限で操られるおそれ
EGセキュアソリューションズ(東京・港)のウェブ防御ソフト「SiteGuard Server Edition」に、サーバー上で最高権限の任意のOSコマンドを実行されるおそれのある欠陥(CVE-2026-106931)が見つかった。同社は10月14日に公表し、悪用を確認していると説明した。JPCERT/CCも同日に注意喚起を出し、米CISAは20日、悪用が確認された脆弱性の目録に加えた。初期設定で有効な統計機能が原因で、修正版はVer8.00 Update5などとなる。
- テクノロジー
NICTと米MITRE、AIエージェントの弱点探す競技会を12月に米国で 初回はメール代行AI
情報通信研究機構(NICT)は10月14日、米非営利組織MITREと共同で、AIエージェントの脆弱性を探す競技会「AI Breach Challenge」を立ち上げると発表した。第1回は12月16〜17日に米バージニア州アーリントンで開き、メールや予定表を代わりに操作するAIエージェントを2〜4人のチームが24時間かけて攻める。参加費は無料で、得られた攻撃手法は防御技術の研究に生かす。
- テクノロジー
デジタル庁と英GDS、行政デジタル化の協力覚書を更新 公共部門のAIとサイバー対策を追加
デジタル庁と英国政府デジタルサービス(GDS)は10月28日、デジタル政府分野の協力覚書を結び直した。2022年に結んだ覚書の期限到来を受けた再締結で、協力分野に公共部門でのAIの利活用とサイバーセキュリティを加え、6分野から8分野に広げた。期間は3年で、その後はどちらかが半年前に通知しない限り1年ごとに自動で更新される。
- 経済・ビジネス
アクセンチュア、GSEに1株8500円でTOB 中堅企業向けのサイバー対策を傘下に
コンサルティング大手アクセンチュアの日本法人は10月30日、東証グロース市場に上場するサイバーセキュリティ会社グローバルセキュリティエキスパート(GSE)に対し、1株8500円で株式公開買付け(TOB)を実施すると発表した。期間は11月2日から12月15日まで。GSEは賛同し、株主に応募を勧めた。大株主2社は応募せず、手続きの後に株式を売り渡す契約を結んでおり、成立すればGSEはアクセンチュアの完全子会社となり、上場廃止となる見通し。
- 政治
立憲、古川サイバー担当相に4項目の緊急要請 大臣は委託先含む対策ガイドラインを来年3月めど
立憲民主党の徳永エリ政調会長らは10月30日、古川俊治デジタル相・サイバー安全保障担当相に、サイバーセキュリティ対策の強化を求める緊急要請書を手渡した。司令塔の明確化と被害の実態把握、中小企業への補助と大企業への税制優遇、個人情報保護法の見直し、人材と研究開発予算の4項目。立憲によると、古川氏は委託先を含むサプライチェーン全体の対策について来年3月をめどにガイドラインをまとめる考えを示し、政府の対策パッケージを来週にもまとめると述べた。
- AI
仏ミストラル、最大AI「Mistral Large 4」の重みを公開 1兆パラメーター、商用利用も可
仏AI企業ミストラルAIは、10月6日にAPIで先行公開した最大のモデル「Mistral Large 4(愛称Le Chonk)」の重みを公開した。総パラメーター数は約1兆で、Hugging Faceから入手して自社のサーバーで動かせる。ライセンスはMITを改変した独自のもので、改変や商用利用は自由だが、モデルをAPIなどで第三者に提供する事業者は別の商用契約が要る。
- AI
グーグル、新AI「Gemini 4 Carbon」発表 脆弱性発見で88.2%、まずサイバー防御側に限定提供
米グーグルは10月28日、最上位の新AIモデル「Gemini 4 Carbon」を発表した。ソフトウェアの脆弱性の発見・悪用可能性の検証・修正の各ベンチマークで最高水準の成績を挙げたとし、まず一部のサイバー防御担当者に限って提供する。開発者や一般向けの公開は安全対策を詰めてからとし、時期は示していない。料金は導入期に入力100万トークン2ドル、出力10ドル。
- テクノロジー
経産相、IPAにホワイトハッカーチームを11月中に設置へ AIで模擬攻撃し弱点探す
赤沢経済産業相は10月23日の閣議後会見で、攻撃者の視点でシステムの弱点を探す「ホワイトハッカーチーム」を11月中に情報処理推進機構(IPA)に立ち上げると表明した。高性能AIを防御側でも使い、模擬的な攻撃で脆弱性を確かめる試験を行う。27日の会見では、能動的サイバー防御を念頭に置いたものではないと説明した。
- 政治
外務省に不正アクセス、氏名やメールアドレス約3600件漏えいの可能性 7月に検知
外務省は10月30日、外部とやり取りできる省内ネットワークが不正アクセスを受け、メールアドレスや氏名など約3600件の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。うち約900件は外務省員以外の人の情報。不正アクセスは7月27日に検知し、遮断した。機密性の高い情報を扱う閉域網や、旅券を扱う領事システムは対象外としている。