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タグ: 気候変動

  • 国際

    IPCC総会、第7次報告書の日程で合意できず中断 予算も持ち越し、再開は未定

    国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は10月12〜16日、エチオピアのアディスアベバで第65回総会を開いたが、第7次評価報告書(AR7)を構成する3つの作業部会報告書の承認日程と2027年予算で合意できず、議長が会期を延長した末に総会を中断した。日程が決まらないのは2024年の第61回総会から5回続けて。AIの利用に関する手続きなど他の議題の大半は合意した。環境省が22日に結果を公表し、再開総会の日程は今後IPCC事務局が示すとしている。

  • 政治

    「日本GHGセンター」設立、国立環境研究所やJAXAなど6機関が温室効果ガス情報を集約 ウェブサイトは稼働済みでデータ可視化は4件 2024年度の排出・吸収量は9億9400万トンで2013年度比28.7%減

    環境省は10月1日、国立環境研究所など6機関が温室効果ガス(GHG)の観測データと研究成果を一つの窓口に集める「日本GHGセンター」を合同で設立することに合意したと発表した。必要な手続きが完了し次第、運営を始める。大学・研究機関・政府機関にばらばらに置かれていたデータや解析結果を結び付け、ワンストップで案内・発信する情報ハブは国内で初めてという。構成機関は国立環境研究所、東京大学気候と社会連携研究機構、広島大学瀬戸内CN国際共同研究センター、海洋研究開発機構地球環境研究部門、気象庁気象研究所、宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門の6機関で、事務局は国立環境研究所に置く。環境省、地球環境戦略研究機関、気象庁、森林研究・整備機構の4機関が賛同機関として連携する。センターのウェブサイトはすでに公開されており、データの可視化は4件で「今後追加する」としている。日本の2024年度の温室効果ガス排出・吸収量は約9億9400万トン(二酸化炭素換算)で、2013年度比28.7%減。初めて10億トンを下回った。

  • 国際

    国連総会、「海面上昇宣言」を採択 国土が水没しても国家は存続すると明記 海面の上昇は年2.1ミリから4.7ミリへ加速

    国連総会は9月24日、ニューヨークの国連本部で海面上昇に関するハイレベル会合を開き、全24項からなる「国連海面上昇宣言」を採択した。宣言は、国連海洋法条約に沿っていったん定めた領海や排他的経済水域は、海面上昇で海岸線が変わっても維持できると明記し、国土の一部が失われても国家は存続するとの推定を確認した。会合で第81回国連総会議長のハリルール・ラーマン氏は、世界平均の海面水位の上昇率が1993〜2002年の年2.1ミリから2015〜2024年には年4.7ミリになったと説明し、低平な沿岸域に住む約9億人に加え、2050年までに10億人を超える人が沿岸災害にさらされうると述べた。日本沿岸でも、気象庁の観測で2004年から2025年にかけて1年あたり3.5ミリの上昇が確認されている。

  • 国際

    8月の世界平均気温、観測史上最高に並ぶ WMO発表 エルニーニョは1997年を上回る強さ 気象庁「冬まで続く確率100%」

    世界気象機関(WMO)は11日、2026年8月の世界平均気温が観測史上最も高い水準となり、これまでの最高だった2023年7月と並んだと発表した。EUのコペルニクス気候変動サービス(C3S)の解析では産業革命前より1.65度高く、米海洋大気局(NOAA)の統計でも1850年以降の8月として最高だった。北半球は6〜8月が観測史上最も暖かい夏となり、世界の海面水温も観測史上最高を記録した。背景にあるのが記録的な強さのエルニーニョ現象で、気象庁が9日に発表した監視速報によると、8月のエルニーニョ監視海域の海面水温は基準値より3.4度高く、8月としては1949年以降で最も高かった1997年の3.0度を上回った。気象庁は冬にかけてエルニーニョが続く確率を100%としている。

  • 国際

    西欧の6月、観測史上最も暑く EUコペルニクス発表 平均気温が例年を3度上回る 世界全体も歴代2位

    欧州連合(EU)の地球観測プログラム「コペルニクス」の気候変動サービス(C3S)は7月9日、2026年6月の世界の気候に関する速報を発表した。それによると、フランスやスペインなど西ヨーロッパの6月の平均気温は20.74度で、例年(1991〜2020年の平均)を3.06度上回り、観測史上最も暑い6月となった。前年2025年の記録を更新した。欧州全体でも19.14度で史上2番目の高温だった。世界全体の6月平均気温も16.54度で、産業革命前より1.39度高く、2024年に次ぐ観測史上2番目の高さ。海面水温も6月として過去最高を記録し、太平洋ではエルニーニョ現象の発達が確認された。6月下旬には西欧・中欧を強い熱波が襲い、イベリア半島や南フランス、地中海西部で猛暑となった。