タグ: 消費者物価指数

  • 経済・ビジネス

    9月の消費者物価、生鮮除く上昇率2.1% 9か月ぶり2%台 宿泊料と水道料が上昇に転じる

    総務省は10月23日、2026年9月の全国消費者物価指数を公表した。生鮮食品を除く指数は2025年平均を100として102.3で、前年同月比2.1%上昇した。8月の1.7%から伸びが大きくなり、2%台は2025年12月以来9か月ぶり。生鮮食品とエネルギーを除く指数も2.4%上昇と、8月の1.9%から高まった。前年より安かった宿泊料と水道料が値上がりに転じ、生鮮食品を除く食料も2.9%上昇した。ガソリンの暫定税率廃止などによる押し下げは0.82%分と試算されている。

  • 政治

    高市首相、就任1年の会見 物価高対策は1年で約10.9兆円 反省点に「発信の強化」

    高市首相は10月21日、内閣総理大臣就任から1年の節目を迎えて記者会見した。冒頭発言で、臨時国会と特別国会で政府提出法案74本を全て成立させたと述べ、名目GDPは700兆円が視野に入り、昨年度の税収は過去最高の84兆2000億円になったと説明した。物価高対策は昨年10月の発足以降で約10兆9000億円の規模だとし、物価上昇率は1年前の2.9%から1.9%に下がったと強調した。一方で「十分に実感できていない方々が多くおられる」と述べ、この1年の反省点として国民への発信と広報のあり方を挙げた。

  • 経済・ビジネス

    物価と賃金の全体像 実質賃金は8か月連続プラス、それでも家計の消費は実質3.1%減

    物価と賃金は、平均では賃金が物価を上回る局面に入ったが、家計の消費は戻っていない。実質賃金は2026年8月に1.5%増え、8か月連続のプラスとなった。2025年は12か月すべてマイナスだった。一方、二人以上の世帯の消費支出は8月に実質3.1%減った。物価の上昇はエネルギー対策で抑えられているが、食料は3.1%上がり、上昇率1.9%のほぼ半分を占める。政府は2027年4月から2年間、食料品の消費税率を1%に下げる。日本銀行は政策金利を1.25%程度へ上げ、物価が再び2%をはっきり上回るとみる。

  • 国際

    ユーロ圏の物価上昇率、9月は3.8%に加速 エネルギーが18.8%上昇 2023年10月以降で最も高く、ECBは9月に利上げ

    EUの統計機関ユーロスタットは10月2日、ユーロ圏の9月の消費者物価上昇率が前年同月比3.8%になるとの速報値を公表した。8月の3.2%から上がり、1年前の2025年9月は2.2%だった。3.8%は2023年10月以降のどの月よりも高く、これを上回っていたのは2023年9月の4.3%である。品目別ではエネルギーが18.8%上昇して8月の14.3%からさらに加速し、物価全体を押し上げた。一方で食品・酒・たばこは1.4%、エネルギー以外の工業製品は1.1%にとどまり、エネルギーを除いた上昇率は2.3%だった。欧州中央銀行(ECB)は9月10日に政策金利の引き上げを決め、預金ファシリティ金利を2.25%から2.50%へ上げている。ECBは決定文で「中東の紛争がインフレ圧力を生み続けている」と述べ、物価上昇率が目標の2%を「相当な期間、大きく上回り続ける」との見方を示した。日本の8月の消費者物価(総合)の上昇率は1.9%で、同じ8月のユーロ圏の3.2%より低い。

  • 国際

    EUのパッケージ旅行代、8月は3.2%上昇でインフレ率と同じ 航空運賃は0.4%下落 日本の外国パック旅行費は9.7%上昇で物価全体の5倍

    EUの統計機関ユーロスタットは9月25日、2026年8月のEUのパッケージ旅行の価格が前年同月より3.2%上がり、物価全体の上昇率3.2%と同じだったと公表した。航空旅客運賃は0.4%下落し、インフレ率を大きく下回った。国別では航空運賃がギリシャで16.3%、アイルランドで14.4%上がった一方、10か国で下がり、下落幅が最大のスロバキアは61.2%安だった。パッケージ旅行はベルギーが16.2%高で最も上がり、エストニアは21.1%安だった。日本はこれとかなり違う。総務省統計局が9月18日に公表した2026年8月分の消費者物価指数(2025年=100)では、外国パック旅行費が119.2で前年同月の108.7から9.7%上がり、総合指数の上昇率1.9%の約5倍の速さで上がっている。一方、航空運賃は111.3で前年同月の111.3とほぼ同じ、宿泊料は106.8で108.3から1.4%下がった。海外旅行の値段だけが突出して上がる形だ。同じ期間に円は対ドルで1ドル147円64銭から158円81銭へ7.6%下落している(日本銀行の東京市場ドル・円スポット、17時時点の月中平均)。家計全体でみた重みは小さく、外国パック旅行費のウエイトは1万分の22、航空運賃は24で、宿泊料の118を下回る。なおユーロスタットは、この統計が旅行する時点ではなく購入した時点の価格変動を捉えていると注記している。

  • 経済・ビジネス

    8月の消費者物価、生鮮食品を除く上昇率は1.7%に鈍化 電気代とガソリンが前年より安く 一方でキャベツは45.0%高

    総務省は9月18日、2026年8月の全国消費者物価指数を公表した。天候で振れやすい生鮮食品を除いた指数は2025年の平均を100として102.0で、前年の同じ月より1.7%高い。上昇率は7月の1.8%から小さくなった。生鮮食品を含む総合指数は102.2で1.9%の上昇と、7月の1.9%から変わっていない。鈍化の主因はエネルギーで、前年同月比は7月の0.6%上昇から0.7%下落へ転じた。電気代は2.4%、ガソリンは2.6%それぞれ前年より安い。総務省は、ガソリンの暫定税率廃止などの効果によってエネルギーが総合指数の伸びを0.62%分押し下げたと試算している。一方で食料は3.1%上昇し、生鮮食品は6.0%高い。キャベツは45.0%、まぐろは24.4%、緑茶は31.5%それぞれ値上がりした。日銀が掲げる2%の物価安定の目標に対し、生鮮食品を除く上昇率が2%を下回るのは2026年1月から8か月続いている。