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量子コンピュータをつなぐ光の並列接続、世界最多の10本に 阪大・NICT・浜松ホトニクス 1台1万量子ビットの上限を超えるための一歩
大阪大学と情報通信研究機構(NICT)、浜松ホトニクスの研究グループは9月1日、複数の量子コンピュータを光でつなぐ「多重量子光インターフェース」で、並べた10個の原子から出た光子を同時に取り出して検出することに成功したと発表した。同時に扱える本数としては世界最多で、これまでの光ファイバーを束ねる方式では数本程度にとどまっていた。ガラス基板の中に光の通り道を32本並べた集積光導波路アレイを使い、そのうち10本に光子を通した。約100本まで広げられる技術だとしている。誤り訂正まで備えた汎用量子コンピュータには100万を超える量子ビットが必要とされる一方、中性原子方式の1台で扱えるのは1万量子ビット程度と見積もられており、100台以上を束ねる接続技術が要る計算になる。論文は米国の科学誌Opticaに8月31日付で掲載された。