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企業の生成AI利用86.4%、1年前の55.2%から急伸し米独中に肉薄 ただし使い道は議事録・メールに偏る 情報通信白書
総務省が7月24日に公表した令和8年版情報通信白書によると、何らかの業務で生成AIを利用している企業の割合は日本で86.4%となり、前年度調査の55.2%から大きく伸びた。米国90.9%、ドイツ91.6%、中国98.1%との差は大きく縮まり、この1年でほぼ横並びに近づいた。一方で使い道は偏っている。白書が示した業務類型別の内訳を合算すると、活用している割合が最も高いのは「議事録・メール作成補助」の71.2%で、効果を実感していると答えた割合も72.3%と突出する。半面、「業務プロセスがAI中心に変更されている」と答えた割合はどの業務でも1割台にとどまり、最も高い社内ヘルプデスクでも11.9%だった。生成AIによる業務変革について「組織的な取組はない」と答えた企業は27.0%で、米独中に比べ顕著に高く、中小企業で特に高い。個人の利用経験率も58.8%と前年の26.7%から大きく伸びたが、米国・ドイツの75.6%、中国の93.6%には届いていない。