米マイクロソフトは16日、業務向けAI「Microsoft 365 Copilot」の対話機能で、米アンソロピックの生成AI「Claude(クロード)」を選べるようにしたと発表した。利用者は応答に使うモデルを用途に応じて切り替えられる。対象はWindows、Mac、iOS、Android、Webの各版で、複雑な分析や文書の読み解き、構造化した文章の作成に向くとしている。
同社のCopilotはこれまで、自社やOpenAI系のモデルが中心だった。競合のモデルを正面から選択肢に加えた形だ。
PowerPointや対話画面も更新
同社はこの日、ほかの機能も合わせて一般提供を始めた。PowerPointでは、独ブラック・フォレスト・ラボの画像生成モデル「FLUX.2 Flex」を選べるようにし、文字やレイアウトの再現性を高めた。選んだ図形や画像の内容をCopilotが説明する「Explain」機能も加えた。
対話画面では、履歴をさかのぼると自動で読み込む無限スクロールを導入し、ブラウザー「Edge」上の見た目もほかのAIサービスと統一した。
管理者向けの配信機能も
6月2日には、組織内の利用者へ向けたメッセージ配信の機能も拡充した。利用状況に応じて配信先を絞り込めるようにしたほか、メールでの配信に対応し、導入や定着を促すテンプレートを用意した。