米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が現地7月7日(日本時間8日)、本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦で、メジャー通算300号となる本塁打を放った。日本人選手としては初めての到達で、球史に残る節目を刻んだ。
初回、先頭打者アーチで到達
大谷はこの日、「1番・指名打者(DH)」で先発出場した。初回の第1打席、相手先発のロレンゼン投手から中堅方向へ打球を運び、先頭打者本塁打で節目の300号に到達した。今季20号で、2試合連続の一発。先頭打者アーチは今季7本目となった。
打球が本拠地スタンドに突き刺さると、球場は大きな拍手に包まれた。ロバーツ監督やチームメートもベンチ前で大谷を出迎え、抱き合って偉業を祝った。
日本人初、歴代5番目の速さ
メジャー通算300本塁打の到達は、大リーグの長い歴史で史上170人目。日本人選手では初めての快挙となる。300号は、長打力と息の長い活躍の両方を兼ね備えた打者だけがたどり着ける数字で、一流のスラッガーの証とされる。
しかも大谷は、300号までを1102試合で駆け抜けた。これは歴代でも5番目に速いペースだという。6年連続で20本塁打に到達しており、安定した長打力を示している。
二刀流のまま刻む数字
大谷は投手と打者を両立する「二刀流」に挑みながら、打者としてこの数字に到達した。前人未到の挑戦を続けつつ、打撃でも球史に名を残す記録を積み重ねている点に価値がある。ドジャースはリーグでも屈指の強力打線を誇り、大谷はその中心として存在感を放つ。シーズンは後半戦へと向かい、次はどんな記録が飛び出すのか、注目が集まる。