俳優・アーティストののんが主演するドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」の続編『幸せカナコの殺し屋生活2』が、2026年9月からDMM TVで独占配信されることが7月10日、発表された。のんと藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が続投し、監督もシーズン1に続いて英勉が務める。のんは同日、自身の公式サイトとX(旧ツイッター)で「主演作のシーズン2というのも初めてのこと。とても嬉しい」とコメントした。

SNSで広がり続編に

シリーズは、ブラック企業を辞めたヒロインの西野カナコ(のん)が殺し屋に転職し、先輩の桜井(藤ヶ谷)とともに任務にあたる「エナジードリンク系アクションコメディ」。若林稔弥さんの4コマ漫画(星海社COMICS)が原作で、累計発行部数は120万部を超える。

シーズン1は2025年2月からDMM TVで配信された。YouTubeで無料公開された第1話は再生数が約1000万回に達し、関連動画のSNS総再生数は1億3000万回を超えた。続編は、こうしたネット上の反響の大きさを背景に決まった。配信サービスのオリジナル作品が、SNSでの拡散を通じて認知を広げ、続編制作につながる近年の流れを象徴する事例といえる。

監督・脚本は続投体制

シーズン2は、英勉が監督を務め、脚本は英勉と松島瑠璃子さん、青瀬宥介さんが共同で手掛ける。DMM TV公式は「息ピッタリの掛け合いや進化したアクション」をうたい、シーズン1からのパワーアップを強調した。作品名の「殺し屋」という設定はコメディの装置で、暴力の描写を主眼にしたものではなく、テンポの速いやり取りとアクションで見せる作風が支持を集めてきた。

配信元のDMM TVは、アニメやエンタメ作品に加え、独占・オリジナル作品をそろえて会員を集める戦略をとっている。人気シリーズの続編は、こうした独占コンテンツの目玉となる。

のん「初挑戦だらけ」

のんは「カナコは私にとって初めてだらけの作品」とし、アクションや殺し屋役も初挑戦だったと振り返った。共演する藤ヶ谷を「完膚なきまでにかっこいい」と評している。藤ヶ谷はシーズン1の撮影を「楽しく刺激的だった」とし、シーズン2は「笑って、たまに泣ける」作品になると述べた。

のんは映画やドラマ、音楽活動と並行して主演作を重ねており、続編は俳優としての代表作を広げる機会となる。作品の詳しいあらすじや追加キャストは、公式の特設サイトで順次公開される予定。