日本サッカー協会(JFA)は9月17日、SAMURAI BLUE(日本代表)が9月24日から10月5日にかけて国内で戦う国際試合4試合に臨むメンバー31人を発表した。GK3人、DF7人、MF/FW21人の構成で、横浜F・マリノスの谷村海那、サンフレッチェ広島の中野就斗、サウサンプトンFC(イングランド)の松木玖生、KVCウェステルロー(ベルギー)の齋藤俊輔の4人が代表初招集となった。

31人のうち26人が欧州クラブ所属

GKは早川友基(鹿島アントラーズ)、小久保玲央ブライアン(シントトロイデンVV/ベルギー)、鈴木彩艶(アストン・ビラ/イングランド)の3人。DFは板倉滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)、渡辺剛(フェイエノールト/オランダ)、冨安健洋(クリスタル・パレス/イングランド)、安藤智哉(FCザンクトパウリ/ドイツ)、伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)、瀬古歩夢(ル・アーヴルAC/フランス)、鈴木淳之介(FCコペンハーゲン/デンマーク)の7人で、全員が海外のクラブに所属する。

MF/FWには久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)、堂安律(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)、鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)、上田綺世(LOSCリール/フランス)、伊東純也(KRCゲンク/ベルギー)、田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)らが入った。

31人のうち国内クラブに所属するのは、早川と相馬勇紀(FC町田ゼルビア)、初招集の谷村、中野、それに熊坂光希(柏レイソル)の5人で、残る26人は欧州のクラブに籍を置く。監督は森保一で、コーチには名波浩、齊藤俊秀、中村俊輔、前田遼一、長谷部誠の5人が名を連ねた。

12日間で4試合 9月はウルグアイ、ベネズエラと

日程は過密だ。9月24日に宮城・キューアンドエースタジアムみやぎでウルグアイ代表と、28日にエディオンピースウイング広島でベネズエラ代表と対戦する。いずれもキリンチャレンジカップ2026で、キックオフ予定はそれぞれ午後7時5分、午後7時25分。JFAは17日、28日の広島でのベネズエラ戦のチケットが完売したと発表した。

10月に入ると、1日に横浜国際総合競技場でエクアドル代表と、5日に国立競技場でパナマ代表もしくはニュージーランド代表と戦う。こちらはキリンカップサッカー2026で、キックオフ予定は午後7時10分と午後7時30分。最初の試合から最後の試合まで12日間に4試合が並ぶ。

チームは9月21日に千葉県浦安市の高円宮記念JFA夢フィールドで始動する。21日午後4時半の練習と、広島へ移動した後の25日午後4時半のホットスタッフフィールド広島での練習は、一般公開される予定だ。

キリンカップは4年ぶり 4チームによる勝ち抜き方式

キリンカップサッカーの開催は2022年以来4年ぶりとなる。JFAによると、前身の「ジャパンカップ」は1978年に始まり、2022年大会まで33回開かれた。1980年の大会からキリンビールの正式な後援を得て「ジャパンカップキリンワールドサッカー」と改称し、その5年後に現在の名称になった。

日本代表がこの大会で初優勝したのは1991年で、タイ代表、バスコ・ダ・ガマ(ブラジル)、トッテナム・ホットスパー(イングランド)に3連勝した。以後、優勝を分け合った2度を含めて通算11度のタイトルを獲得している。前回の2022年大会は決勝でチュニジア代表に敗れ、準優勝だった。

大会方式も変わってきた。当初は原則として3チームによる総当たり戦で順位を決めていたが、4チームが参加した2016年大会からノックアウト方式を採っている。今回も日本、エクアドル、ニュージーランド、パナマの4チームが参加し、10月1日と5日はいずれも2試合ずつ組まれている。日本の10月5日の相手が「パナマ代表もしくはニュージーランド代表」という書き方になっているのは、勝ち抜き方式で相手が後から決まるためだ。JFAは招いた3チームについて、いずれもFIFAワールドカップに出場したばかりだと説明している。

一方、9月に戦うキリンチャレンジカップは、大会形式のキリンカップとは別に行われる単独の国際試合の名称で、2001年に始まった。なでしこジャパン(日本女子代表)や五輪を目指す年代のチームも、この名称で試合を戦っている。