国内最大のゲーム見本市「東京ゲームショウ2026」が9月17日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕する。主催する一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が開幕直前に公表した出展規模によると、53の国・地域から1138社が出展し、出展小間数は3999小間となった。前回2025年は47の国・地域の1136社で、社数・国地域数ともに過去最多を更新する。会場は展示ホール1~11と国際会議場、TKP東京ベイ幕張ホールを使う。
海外598社、国内540社 出展社の半数超が海外に
1138社の内訳は、国内が540社、海外が598社で、海外が国内を58社上回った。出展社全体に占める海外の割合は52%を超える。参加する国・地域は前回の47から53に増えた。
東京ゲームショウは、ゲームソフトやゲーム機のメーカーが新作を発表し、来場者が発売前の作品を試遊できる催しで、会期の前半を商談に充てる見本市の形をとる。出展社数と国・地域数がそろって過去最多になったのは、日本語圏向けの新作発表の場にとどまらず、海外の開発会社が日本と周辺市場に向けて作品を売り込む窓口として使われる度合いが増していることを示す。
一方、小間数は3999小間で、出展社数を小間数で割ると1社あたり平均3.5小間となる。社数が前回を上回りながら会場に並ぶ区画の総数は4000に届かず、規模の小さい出展が数を押し上げた形になっている。
会期は5日間に 来場予定は30万人
会期は17日から21日までの5日間で、4日間だった前回より1日長い。CESAはこれを「史上最長」と説明し、今回のテーマを「史上最長、遊びづくしの5DAYS」と掲げた。
内訳は、17日と18日が商談のためのビジネスデイ(10時~17時)、19日から21日が一般公開日で、19日と20日は9時30分から17時まで、最終日の21日は9時30分から16時まで。
来場予定者数は30万人としている。前回2025年の総来場者数は4日間で26万3101人だったため、目標は実績を3万6899人上回る水準になる。前回はビジネス向けの商談支援システムを通じた商談が3591件成立し、公式番組を21本配信した。共催は日経BPとソニー・ミュージックソリューションズ、後援は経済産業省と文化庁。
会期中に日本ゲーム大賞フューチャー部門
会期中には、CESAが主催する「日本ゲーム大賞2026」のフューチャー部門の発表授賞式が開かれる。同部門は東京ゲームショウ2026で発表・展示された未発売作品を対象とし、実出展・オンライン出展・映像出展を問わない。プラットフォームの制限は設けず、海外作品の日本版も対象に含む。
投票は17日10時から19日16時まで公式サイトで受け付け、一般投票と選考委員の審査を経て受賞作を決める。発表授賞式は20日13時から会場のイベントステージで行い、YouTubeやX、ニコニコ動画、Twitch、TikTokで配信する予定。発売済み作品を対象とする年間作品部門の授賞式は、開幕に先立つ15日に都内で開かれている。
