バンダイナムコエンターテインメントのアイドル育成コンテンツ「アイドルマスター SideM」の単独ライブ「THE IDOLM@STER SideM 11th STAGE ~EVER EVER@FTER~」が12日、東京都江東区青海のTOYOTA ARENA TOKYOで開幕した。13日が最終日となる。公式ポータルによると、両日とも午後4時開場、午後5時半開演の予定だ。
テーマは「語り継がれる物語」
SideMは2014年に始まった「アイドルマスター」シリーズのアイドル育成ゲームで、公式サイトは「元弁護士、元コンビニアルバイト、元自衛官などの個性豊かな男性アイドルたち」が登場すると紹介している。プレーヤーはプロデューサーの立場で、営業やレッスン、ライブを通して彼らをトップアイドルへ導く設定だ。今回は11回目の単独ライブにあたり、前回の10周年公演「10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~」は2025年7月に開かれている。
運営は5月の発表で、11th STAGEのテーマを「語り継がれる物語」と説明した。リリース中のCDシリーズ「TRANSCENDENT T@LES」をはじめとする、作中の芸能事務所「315プロダクション」のさまざまな「物語」を描く舞台にするという。「想いとともに物語が語り継がれるステージ」を届けるとしている。
公演直前に当日券 機材席の開放で
チケットは5月から段階的に売り出されてきた。現地券は全席指定が1万3500円で、上位席として1室5万円のテラススイート、着席指定の「スイート」2万5000円などが設定された。舞台装置の陰で見えにくい「見切れ席」は1万3000円に抑えられている。
ここに公演直前、全席指定の当日券1万4000円が加わった。運営は、カメラや音響の機材を置くために確保していた「機材席」を開放し、ステージプランを調整した結果、急きょ販売を決めたと説明している。受け付けは各公演当日の午前0時から開場3時間前までで、ウェブ限定・クレジットカード払いのみ、先着順だ。機材席の開放は、実際の舞台設営が固まって初めて余った座席が判明するため、大規模公演では公演直前に発表されることが多い。
配信は冒頭無料、アーカイブは21日まで
来場しない層に向けた設計も厚い。冒頭部分は両日とも無料で生配信され、有料の配信チケットは2日通しが1万2000円、DAY1・DAY2の各日が6000円(いずれも税込み・機能利用料込み)となっている。アーカイブは、本編終了1時間後から14日午後6時までの「最速版」と、14日午後6時から21日午後11時59分までの「正式版」の2段構えだ。終演後にはYouTubeの公式チャンネルでトーク企画「ばくすて!とーく」も配信される。
会場では、出演キャストのメッセージを添えた影絵の展示や公式グッズ展示が両日午前10時から午後5時半まで行われ、キャラクターにちなんだ飲食ブース「EVER EVER KITCHEN」も出店した。ライブへ向けて出演アイドルに差し入れとメッセージを贈れる315円の企画「みんなで食べよう!315デリバリー!!!!!!!!!!!」も13日午後11時59分まで受け付けている。物販や展示はチケットの有無にかかわらず利用できる。
会場は昨秋開業の1万人規模アリーナ
舞台となるTOYOTA ARENA TOKYOは、トヨタ自動車が東京・お台場の青海地区に整備した多目的アリーナで、2025年6月30日に竣工し、同年10月3日に開業した。収容人数は約1万人、延べ床面積は約3万8000平方メートルで、地上6階地下1階建て。バスケットボールBリーグのアルバルク東京がホームアリーナとして使う。トヨタは、国内のアリーナとして初めて環境性能の国際認証「LEED」の取得を目指すなど、省エネ性能を前面に出した施設だと説明している。開業から1年に満たない新しい会場に、アニメ・ゲーム系の大型公演が入った形だ。
