映画の興行成績を集計する興行通信社によると、6月19〜21日の週末の国内映画ランキングは、音楽伝記映画「Michael マイケル」が2週連続で首位を守った。週末3日間で動員48万6000人、興行収入7億9950万円を記録し、公開からの累計は動員168万人、興収27億円を超えた。配給はキノフィルムズ。
ランキングはこの週末に初登場の作品が上位を占め、夏の大型公開を前に邦画が存在感を見せた。
黒沢清監督「黒牢城」が初登場2位
2位には、松竹配給の「黒牢城」が初登場した。週末の動員は19万6000人、興行収入は2億7400万円だった。
原作は、作家・米澤穂信の同名ミステリー小説だ。第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞し、「このミステリーがすごい!」第1位などミステリーの主要賞を制した作品として知られる。映画は黒沢清監督が脚本も手がけ、自身初の時代劇に挑んだ。本木雅弘が主演し、菅田将暉、吉高由里子、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョーらが出演する。6月19日に公開された。本作は第79回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門にも出品された。
邦画の新作が続く
3位には、東映配給の「免許返納!?」が初登場した。週末の動員は11万4000人、興行収入は1億5200万円だった。
4位は、ディズニー配給の「スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」で、累計の動員は167万人、興収27億円を超えた。5位には、東宝配給のアニメ映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」が入った。
上位5作のうち3作がこの週末の初登場で、伝記映画やシリーズ作、文学賞を受けた原作の映画化まで、客層の異なる作品が並んだ。夏の話題作が出そろう前の時期に、邦画の新作が相次いで投入された格好だ。