国内最大のゲーム見本市「東京ゲームショウ2026」が9月17日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。会期は21日までの5日間で、1996年に始まった同展では最も長い。主催する一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)によると、出展は1138社で過去最多を更新した。17日と18日は商談中心のビジネスデイ、19日から21日までが一般公開日となる。
出展の伸びは海外が担った
CESAが10日に発表した開幕直前の集計では、出展1138社の内訳は国内540社、海外598社で、海外が国内を58社上回った。参加国・地域は53で、前回2025年の47から6増えた。出展小間数は3999小間にのぼる。
出展社の総数だけを見ると、前回の1136社から2社の増加にとどまる。数字を押し上げているのは海外からの参加で、国・地域の広がりもそれを裏づけている。ゲーム見本市としての東京ゲームショウが、国内メーカーの新作発表の場から、海外の開発会社や配信事業者が日本とアジアの取引先を探しに来る商談の場へと重心を移しつつあることを示す数字といえる。
会期を1日延ばした背景
会期の5日間は、4日間で続いてきたこれまでの形を変えるものだ。前回の総来場者数は26万3101人で、当初の想定25万人は上回ったものの、過去最多だった前々回には届かなかった。会場の幕張メッセは展示ホール1~11と国際会議場に加え、TKP東京ベイ幕張ホールも使う。1日あたりの混雑を分散させながら来場機会を増やす狙いがあり、今年の来場予定者数は30万人と、前回実績より約3万7000人多く見込む。
30周年の記念企画
今年は東京ゲームショウが1996年に始まってから30周年にあたる。CESAは記念企画として、一般公開日3日分の入場券に、人気ゲームのキャラクターと「TGS30th」のロゴを刻んだ純金(K24)メダル6種のセットを付けた「30周年アニバーサリーチケット」を7月11日から受注販売した。価格は税込み330万円で、販売数は公表していない。
東京ゲームショウはCESAが主催し、日経BPとソニー・ミュージックソリューションズが共催する。CESAはゲームソフト各社などでつくる業界団体で、家庭用ゲームソフトの審査団体とは別に、市場統計の公表や見本市の運営を担っている。
