テニスの四大大会(グランドスラム)の一つ、ウィンブルドン選手権で、予選から勝ち上がった望月慎太郎が男子シングルス3回戦を突破し、自身初の4回戦(ベスト16)に進んだ。ウィンブルドンでの日本男子の16強入りは、松岡修造さん、錦織圭選手に続いて3人目となる。
望月、日本男子3人目の16強
世界ランキング151位の望月は3回戦で、第23シードのラファエル・ホダル(スペイン)と対戦。第1セットを1-6で落としたが、第2セットを7-6で競り勝つと、第3、第4セットも6-4、6-4で連取し、逆転で勝利した。
望月は世界の下部ツアーなどで実績を積んできた22歳。予選3試合を勝ち抜いて本戦に入り、そこからさらに3勝を挙げて、四大大会で自己最高の成績となる4回戦にたどり着いた。芝のコートは球が速く滑りやすいため、サーブや低い打球への対応が問われる。
4回戦は第1シードのシナー
4回戦の相手は、第1シードで前回覇者のヤニク・シナー(イタリア)だ。シナーは世界ランキング1位で、優勝候補の筆頭に挙げられる。試合は日本時間の7月6日未明に予定されている。格上との一戦で、望月がどこまで食い下がれるかが焦点となる。
女子は波乱、前回女王が3回戦敗退
女子シングルスでは波乱が起きた。前回大会の覇者で優勝候補のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、3回戦でアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)に7-6、6-2で敗れた。エアラはフィリピン出身の選手として四大大会で存在感を高めており、大きな金星となった。
ウィンブルドンとは
ウィンブルドンは、全豪・全仏・全米と並ぶテニスの四大大会で、英ロンドン郊外で開かれる。芝のコートで争われる唯一の四大大会で、1877年に始まった最も歴史のある大会だ。2026年大会は6月29日から7月12日までの日程で行われている。四大大会は世界ランキングのポイントや賞金も大きく、選手にとって1年の中でも特に重要な舞台となる。