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生成AIを使わない理由、日本は「使い方がわからない」38.8%で4か国最高 米国18.5%・ドイツ16.5%の2倍超 「安全性が不安」は10.4%で最低
総務省が7月24日に公表した令和8年版情報通信白書によると、文章を作る生成AIを使ったことがない人にその理由を尋ねたところ、日本では「使い方がわからない」が38.8%で、米国の18.5%、ドイツの16.5%の2倍を超えた。中国の32.9%も上回り、調査した4か国で最も高い。一方、「情報漏えい、セキュリティ、安全性に不安がある」は日本が10.4%、「品質に不安がある」は6.5%で、いずれも4か国で最も低かった。日本で生成AIが広がらない壁は、危険視ではなく入口のわからなさにある形だ。使っている側の理由も日本は独特で、最も多かったのは「利用にかかるお金が無料又は安い」の53.9%。作業効率を挙げた割合は42.8%で、中国の62.0%やドイツの49.2%を下回り4か国で最低だった。利用経験率は全体で58.8%まで伸びたが、15〜19歳の91.7%に対し60代は33.5%と、年齢による差が大きい。
- AI
10代の34.9%、心身や将来の相談を「AI中心」 ニュースを調べる場面の2倍超 60代の7倍 情報通信白書
総務省が7月24日に公表した令和8年版情報通信白書によると、「自身の心身や生活、将来に係る専門的な相談をするとき」にAIだけ、またはAIを主に使うと答えた15〜19歳は合計34.9%に上った。20代も32.5%で、60代の4.9%の7倍に達する。同じ10代でも「社会の出来事やニュースの情報を深く調べるとき」は15.5%にとどまり、相談の場面が2倍超と突出した。白書は同時に、AIに任せきりにした場合の影響を扱った研究例も併記している。MITメディアラボなどのチームが小論文執筆で行った実験では、最初からAIを使った群は脳内の神経結合が比較的弱く、書いた直後の自分の文章を正確に引用する力も低かった。
- テクノロジー
スマホ料金、東京は月20GBで2974円と6都市中2番目の安さ 無制限は9332円でロンドンの1.9倍 総務省調査
総務省が6月30日に公表した「電気通信サービスに係る内外価格差調査」の令和7年度結果によると、東京の携帯大手のスマートフォン料金は、データ量が月20GBまでの利用モデルで月2974円となり、比較した世界6都市のうちパリに次ぐ2番目の安さだった。一方、データ量無制限の利用モデルでは月9332円で、最も安いロンドンの4966円の約1.9倍に達した。東京では20GBまでと無制限とで料金が3倍以上開く。光回線は東京の集合住宅向けが月4400円で、下り1Mbpsあたり4.4円と6都市で2番目に低い水準となった。調査時点は2025年12月で、結果は令和8年版情報通信白書にも掲載されている。
- AI
企業の生成AI利用86.4%、1年前の55.2%から急伸し米独中に肉薄 ただし使い道は議事録・メールに偏る 情報通信白書
総務省が7月24日に公表した令和8年版情報通信白書によると、何らかの業務で生成AIを利用している企業の割合は日本で86.4%となり、前年度調査の55.2%から大きく伸びた。米国90.9%、ドイツ91.6%、中国98.1%との差は大きく縮まり、この1年でほぼ横並びに近づいた。一方で使い道は偏っている。白書が示した業務類型別の内訳を合算すると、活用している割合が最も高いのは「議事録・メール作成補助」の71.2%で、効果を実感していると答えた割合も72.3%と突出する。半面、「業務プロセスがAI中心に変更されている」と答えた割合はどの業務でも1割台にとどまり、最も高い社内ヘルプデスクでも11.9%だった。生成AIによる業務変革について「組織的な取組はない」と答えた企業は27.0%で、米独中に比べ顕著に高く、中小企業で特に高い。個人の利用経験率も58.8%と前年の26.7%から大きく伸びたが、米国・ドイツの75.6%、中国の93.6%には届いていない。