歌手の中森明菜さんが、新曲「ごめんと、すきと、」のミュージックビデオ(MV)のフル映像を公開した。7月1日に発売された通算55枚目のシングルで、MVを出すのは2015年9月の「unfixable」以来、約10年9か月ぶりとなる。
約10年9か月ぶりの映像作品
中森さんは近年、テレビ出演や新作の発表を絞り、精力的な音楽活動からは距離を置いてきた。そのため、久々に本人が出演する新曲のMVが公開されたことは、長年のファンにとって大きな出来事となった。
新曲「ごめんと、すきと、」は、すれ違いや後悔を抱えながらも、大切な人への思いを歌ったバラードだ。中森さんは「大切な人との絆に、優しく寄り添う一曲になれば」との思いを寄せている。約5分間のMVでは、穏やかな表情を見せる場面もあるという。
中森明菜とは
中森明菜さんは、1982年に「スローモーション」で歌手デビューした。同年の「少女A」で人気に火が付き、「セカンド・ラブ」「DESIRE―情熱―」「北ウイング」など数々のヒット曲を世に送り出した。
松田聖子さんと並び、1980年代の歌謡界を象徴する存在として一時代を築いた。表現力の豊かな歌唱には定評があり、当時の音楽賞を数多く受賞している。世代を超えて名前を知られる、日本の歌謡史に残る歌手の一人だ。
シングルの内容
今回のシングルは、CDと配信で発売された。CDには、豪華な装丁の「2CDデラックス・エディション」と通常盤がある。
デラックス盤には、表題曲のほか「カサブランカ」「FAKE」を収めたディスクと、2025年に開かれたクリスマスのディナーショーのライブ音源を完全収録したディスクが付く。新曲だけでなく、近年の歌声もまとめて楽しめる内容となっている。