東宝は、人気キャラクター「ちいかわ」初の劇場版アニメ「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」を7月24日に全国公開する。公式サイトによると、7月8日にはIMAXでの同時公開も決まった。原作者ナガノが手がける同シリーズが劇場スクリーンに登場するのは初めてで、公開まで残り約2週間となった。
「人魚の島」を舞台にした冒険 声の主演に青木遥
声優キャストは、ちいかわ役を青木遥、ハチワレ役を田中誠人、うさぎ役を小澤亜李が務める。脇を固めるのはモモンガ役の井口裕香、くりまんじゅう役の淺井孝行、ラッコ役の内田雄馬、シーサー役の島袋美由利で、物語の鍵を握るセイレーンを鈴木みのりが演じる。監督は及川啓、アニメーション制作はサイピク、配給は東宝が担当する。
タイトルにある「人魚の島」は、原作でファンの人気が高い「セイレーン(人魚)」をめぐる長編エピソードを下敷きにしたもの。小さな生き物たちがある島を訪れ、大きな冒険に巻き込まれていく物語が描かれる。
社会現象となった「ちいかわ」とは
ちいかわは、イラストレーターのナガノがXで2020年から発表している漫画作品だ。「なんか小さくてかわいいやつ」を略した呼び名で、ちいかわ・ハチワレ・うさぎといった小さな生き物たちの日常をつづる。2022年からフジテレビ系「めざましテレビ」内でショートアニメが放送され、グッズやコラボ商品が相次いで社会現象的な人気を得た。
かわいらしい絵柄の一方で、時に世知辛い展開や不穏な要素も織り交ぜる作風が特徴で、子どもから大人まで幅広い年齢層の支持を集めてきた。今回の劇場版は、その人気を背景にした初のスクリーン進出にあたる。
IMAX同時上映、特典やサントラも
公式サイトによると、7月8日にはIMAXでの同時公開が決まった。通常より大きなスクリーンと高音質で楽しめる上映形態で、人気作の公開に合わせて追加されることが多い。入場者特典の第1弾として、7月3日には「チャームミニフィギュア」全8種の配布が発表された。オリジナル・サウンドトラックも公開初日と同じ7月24日に発売される。
さらに7月9日には、音声や字幕で内容を補助するバリアフリー上映や、公開を記念した花火鑑賞イベントの開催も告知された。音声ガイド・日本語字幕(HELLO! MOVIE)にも対応する。