一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は9月20日、千葉市の幕張メッセで開いた「東京ゲームショウ2026」(TGS2026)の総来場者数が、9月17日から20日までの4日間で25万7642人になったと発表した。30周年を記念してTGS史上最長の5日間として組んだ会期は、台風25号の接近により最終日21日のリアル開催を終日中止したため、4日間で幕を閉じている。

一般公開日は3日の予定が2日に

CESAが示した開催概要によると、今年の会期は17日(木)と18日(金)がビジネスデイ、19日(土)から21日(月・祝)までの3日間が一般公開日という構成だった。ビジネスデイは業界関係者と報道向けで、一般の来場者が入れるのは後半の3日という組み方である。中止になった21日はその一般公開日にあたり、誰でも入れる日は2日に減った。

CESAは中止の理由について、来場者と出展社、関係者の来場時と帰宅時を含む安全を最優先に考えたためと説明している。会場は幕張メッセの展示ホール1〜11と国際会議場、それにTKP東京ベイ幕張ホールで、21日は来場を伴わずに実施できる公式番組の配信を予定通り行うとした。同日はeスポーツの招待制ショーマッチ「Red Bull Revenge」を午前10時半から、大会を締めくくるエンディングステージを午後3時から配信する。

前年の同じ4日間より5459人少ない

前年の東京ゲームショウ2025は9月25日から28日までの4日間で26万3101人を集めた。今年の25万7642人はこれを5459人下回る。さらにさかのぼると、2024年は27万4739人、2023年は24万3238人だった。CESAは今年の開催概要で来場予定者数を30万人としており、日数が1日減ったこともあって、この見込みには届かなかった。

来場者の内訳をみると、前年は業界関係者向けのビジネスデイが2日で計10万7131人、一般公開日の2日が計15万5970人で、動員の6割近くを一般公開日が占めていた。今年は一般公開日が1日失われた形になる。

出展社数と商談件数は過去最多を更新

一方、展示そのものの規模は過去最多を更新した。出展した企業・団体は1138社で、過去最多だった前年の1136社を上回っている。内訳は国内が540社、海外が598社で、海外勢が国内勢を上回った。出展社の国・地域は53に達し、前年の47から増えた。

ただし出展小間数は3999小間で、前年の4157小間より少ない。小間とは展示会でブースの広さを数える単位で、出展社の数が増えても1社あたりの区画が小さくなれば総数は減る。

商談も活発だった。出展社どうしをつなぐ「TGSビジネスマッチングシステム」を使った商談は過去最多の3673件となり、前年の3591件を上回った。ビジネスデイの2日間は17日と18日で、台風の接近で中止が決まった21日より前に終わっている。

来年も5日間、9月16日から

オンラインでは会期中に25本の公式番組を配信した。YouTubeやX、TwitchのTGS公式アカウントとニコニコのほか、中国向けにDouYuとbilibili、欧米向けにIGNと連携して流している。会場に来られない海外の視聴者を取り込む配信は、近年のTGSが力を入れてきた部分だ。

CESAは来年の「東京ゲームショウ2027」を2027年9月16日(木)から20日(月・祝)まで開く予定だと明らかにした。リアル会場は引き続き幕張メッセを見込んでおり、今年と同じ5日間の会期となる。