米国は4日、独立宣言の署名から250年の節目を迎えた。首都ワシントンをはじめ全米各地で記念の祝賀行事が開かれる。記念事業は「America250」の名称で、連邦議会が任命した独立250周年の記念委員会(U.S. Semiquincentennial Commission)などが主導し、超党派の取り組みと位置づけられている。

独立宣言から250年

米国では1776年7月4日、13植民地が英国からの独立を宣言した。今年はその署名からちょうど250年にあたる。記念事業は、記念委員会と、それを支える非営利団体が中心となって進めている。全米のあらゆる人々に参加を呼びかける取り組みだとしている。

全米で祝賀行事

7月4日には、ワシントンや各地で祝賀行事が開かれる。ロサンゼルスの競技場「LAメモリアル・コロシアム」では記念コンサート「America's Block Party」が催され、歌手のクリス・ステイプルトンやロックバンドのスマッシング・パンプキンズが出演し、歌手で俳優のクイーン・ラティファが司会を務める。

前日の3日には、ニューヨークのタイムズスクエアで、大みそかの風物詩として知られる「ボール・ドロップ」が実施される。年末以外にボールが落とされるのは初めてだという。

1年がかりの記念事業

ホワイトハウスも「Freedom250」の取り組みを進めている。移動式の博物館「フリーダム・トラック」6台が本土48州を巡回し、学校や図書館、国立公園などを回って、1年間で2000万人への到達を目指す。

このほか、小中高生(3〜12年生)が「アメリカとは何か」を表現する全国コンテスト「America's Field Trip」や、50州や特別区などから品物を集め、7月4日にフィラデルフィアに埋めるタイムカプセルの企画も進んでいる。