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AI作曲のSuno、レコード大手と共同開発した初の新モデル「v6」公開 歌詞を1語だけ差し替え可能に
音楽生成AIを手がける米Sunoは9日、新世代の音楽モデル「v6」を公開した。ワーナーミュージック・グループ、BMG、Believeといったレコード業界のパートナーと共同で開発した初のモデルだと位置づけている。旗艦の「v6」、意外性を狙う「v6-wild」、全ユーザーが使える軽量版「v6-mini」の3種類で、いずれも最長8分の曲を生成できる。曲全体を作り直さずに歌詞を1語だけ差し替えたり、複数の曲から一度にマッシュアップを作ったりする編集機能を備えた。Sunoは2025年11月以降、レコード大手との提携を相次いで発表しており、権利者と合意した形でのAI音楽の流通を進めている。
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サカナAI、複数AIを束ねる新モデル2種公開 最上位の商用AIを使わずに図表読解などで上回ったと発表
東京のAI企業サカナAIは9月11日、複数の生成AIを束ねて使う自社基盤「Sakana Fugu」の新モデル2種、「Fugu Max」と「Fugu Ultra v2」を公開したと発表した。性能を最優先するUltra v2は、図表を読み解く指標で48.3を記録し、同社の比較では米アンソロピックの「Opus 5」の27.3、「Fable 5」の29.5を大きく上回った。同社は、この成績を最上位の商用モデルであるFable 5、Fable 5.1、GPT-6 Astraを内部で使わずに出したと明記している。費用を絞ったFugu Maxの価格は入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり6ドルで、他社の同格モデルより出力が40〜60%安いとした。両モデルは発表と同日からOpenAI互換のAPIで提供している。
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アンソロピック、AI悪用の遮断事例を公表 ロシア諜報が20超の組織に侵入 「人の監督をほとんど受けずに実行」
米AI企業アンソロピックは9月10日、自社の生成AI「Claude(クロード)」が悪用された事例と遮断の経緯をまとめた報告書を公表した。2025年12月から2026年8月までの8か月間に確認したもので、サイバー攻撃、世論工作、監視、詐欺、生物学的悪用、通常兵器、無断の「蒸留」という7分野にわたる。同社が最も強調したのは攻撃の自律化で、偵察から侵入、データの抜き取りまでを、AIが人の監督をほとんど受けないまま数時間から数日にわたって進めた事例を挙げた。ロシアの国家的な諜報活動とみられるグループは20を超える組織に侵入し、数百ギガバイトのデータを盗み出したという。同社は関係アカウントを停止し、当局や業界と情報を共有したうえで、攻撃の痕跡を示すデータを公開した。
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メタ、画像生成AI「Muse Image」公開 公開インスタ写真が他人にAI加工される機能に懸念 拒否設定も
米メタは7月7日、画像生成AI「Muse Image」を公開したと発表した。文章で指示すると画像を新規生成・編集できるツールで、Meta AIアプリのほかインスタグラムやワッツアップでも使える。焦点となっているのは、利用者が他人の公開インスタグラムアカウントを「@」で指定すると、その人の公開写真を素材にAI画像を作れる機能だ。対象が公開アカウントであれば本人への通知はなく、拒否したい場合は設定で自分から解除する「オプトアウト」方式のため、米俳優らの労働組合SAG-AFTRAなどが会員に設定変更を呼びかけるなど懸念が広がっている。非公開アカウントと18歳未満は自動的に除外される。設定はプロフィールのメニューから「共有と再利用」を開き、投稿とリールの再利用を無効にすることで解除できる。ただし解除は今後の生成を止めるだけで、既に作られた画像は消えない。
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OpenAI、新AI「GPT-5.6」を公開 業務代行エージェント「ChatGPT Work」も投入 Sol・Terra・Lunaの3構成
米オープンAIは9日(米国時間、日本時間10日未明)、対話AIの新しい基盤モデル「GPT-5.6」を公開した。用途に応じて「Sol(ソル)」「Terra(テラ)」「Luna(ルナ)」の3つを使い分ける構成で、ChatGPT・開発支援ツールCodex・API(外部連携用の窓口)で同日から順次提供を始めた。あわせて、指示した仕事を数時間かけて自動でこなす業務代行エージェント「ChatGPT Work」も投入。同社は自社公表のベンチマーク(性能を測る共通テスト)で、競合の最上位AIを上回ったと主張している。
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米アンソロピック、科学者向けAI「Claude Science」公開 60超の研究データベースを横断し論文執筆まで支援
米AI企業アンソロピックは6月30日、科学者向けのAIアプリ「Claude Science」を公開したと発表した。文献の分析から実験データの処理、図表や論文の作成までを一つの作業環境にまとめ、遺伝子や化合物などの科学データベース60種類以上に横断的につなぐのが特徴だ。分野ごとに分断されがちな研究ツールをAIが束ね、ゲノム解析やタンパク質構造といった専門領域に特化した「エージェント」が作業を代行する。引用や計算の誤りを点検する仕組みも備え、結論の根拠をたどれる形で成果物を残す。あわせて、研究プロジェクトに最大3万ドル相当の利用枠を提供する助成も始め、応募は7月15日まで受け付ける。生成AIの用途が文章づくりから専門的な科学研究の加速へと広がる動きを示す。
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マスク氏、新AI「Grok 4.5」を近く一般公開と表明 「Opus級だが高速・低コスト」 買収したCursorと共同開発
実業家のイーロン・マスク氏は7月8日、自身のX(旧ツイッター)で、新しい対話型AI「Grok(グロック)4.5」を近く一般に公開すると表明した。マスク氏は「ベータ版のテストで利用者から強い好評を得た」ことを理由に挙げ、翌9日にも公開すると説明。性能について「Opus(オーパス)級のモデルだが、より高速で、トークン効率が高く、低コストだ」と述べた。「Opus級」は、米Anthropicの最上位AI『Claude Opus』に匹敵する水準という主張だ。Grokはマスク氏のAI部門「SpaceXAI」が開発しており、同社が約600億ドル(約9兆円)で買収したAIコーディングツール「Cursor(カーソル)」と共同で訓練したモデルだという。OpenAIやAnthropicが先行する生成AI市場で、マスク陣営が巻き返しを狙う動きだ。
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Anthropic、最新AI「Fable 5」を世界で再展開 米の輸出規制が解除 「脱獄」対策を強化し危険度の共通指標を提案
米AI企業Anthropic(アンソロピック)は7月1日、対話AI「Claude(クロード)」の最新モデル「Fable 5(フェイブル5)」の世界での提供を再開した。6月にAmazonの研究者が安全装置を回避する手口を報告し、米政府が輸出規制をかけて一時停止していたが、6月30日に規制が解除された。同社は回避手口を99%以上遮断する新しい判定システムを導入し、24時間の監視体制を敷いた。あわせて7月2日、AIの「脱獄(ジェイルブレイク)」の危険度を4つの観点で測る評価の枠組みを公表し、業界共通の物差しにするよう呼びかけた。開発企業と政府が同じ言葉で危険性を語れるようにする狙いがある。
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サムスン営業利益が約19倍、四半期で過去最高 AI向け半導体メモリーが爆発的需要 9兆円に迫る
韓国のサムスン電子が7月7日に発表した2026年4〜6月期の暫定決算で、本業のもうけを示す営業利益が前年同期の約19倍にあたる89兆4000億ウォン(約9兆円)となり、四半期として過去最高を記録した。生成AIの普及で、AIの計算に欠かせない高性能な半導体メモリーの需要が急拡大し、価格も高騰したことが背景にある。前四半期からもおよそ5割増えた。売上高も171兆ウォンと大きく伸びた。AIブームがもたらす『半導体マネー』の規模の大きさを、改めて映し出した数字だ。
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AIの“頭の中”に脳と似た仕組み Anthropic、Claudeに「Jスペース」発見 「意識の証明ではない」と強調
米AI企業Anthropic(アンソロピック)は7月6日、自社の対話AI「Claude(クロード)」の内部に、人間の脳で「意識」を説明する理論と似た仕組みを見つけたとする研究を公表した。答えを文章にする前に、モデルが“頭の中”で概念を扱う内部空間を特定し「Jスペース」と名付けた。これを観察すると、AIが黙って進める推論や、表に出さない“隠れた目的”まで読み取れるという。ただし同社は「AIが意識や感情を持つことを示すものではない」と念を押している。AIの中身を透明にする『解釈可能性』研究の一つで、安全性向上への応用が期待される。