第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の組織委員会は11日、開会式が行われる9月19日に航空自衛隊のブルーインパルスが愛知県内の上空を展示飛行するとして、飛行経路と通過予定時刻を公表した。名古屋市中心部の久屋大通公園周辺で演目を行うほか、県内6地点をスモークを出しながら編隊飛行で通過する。
午前9時10分に小牧基地を出発、45分で県内を一周
組織委が示した経路によると、ブルーインパルスは19日午前9時10分頃に小牧基地を出発する。最初の通過地点は名古屋市の久屋大通公園周辺で、午前9時15分頃から35分頃にかけて中部電力MIRAI TOWER付近で演目を実施する。公表された地点の中で演目が行われるのはここだけで、20分間と最も長く滞空する。
その後は西三河から東三河へ向かい、ウィングアリーナ刈谷周辺を午前9時38分頃、岡崎城公園周辺を午前9時40分頃、田原市赤羽根町の大石海岸周辺を午前9時44分頃、豊橋市総合体育館周辺を午前9時47分頃に通過する。折り返して愛・地球博記念公園(長久手市)周辺を午前9時53分頃に通過し、午前9時55分頃に小牧基地へ戻る。所要は45分ほどで、公表された通過地点は名古屋市のほか尾張・西三河・東三河に広がっている。
組織委は観覧にあたっての注意として、熱中症対策をとること、公共交通機関を使うこと、警備員の指示に従うことを挙げたうえで、場所取りや脚立の使用は控え、特定の場所に集まらず広く分散して観覧するよう求めている。ごみの持ち帰りも呼びかけた。
飛行は朝、開会式は夜6時 入場は16時まで
飛行と開会式は同じ19日だが、時間は大きく離れている。組織委が12日に出した来場者向けの案内によると、開会式の会場では午後1時に本人確認が始まり、午後1時半に開門、午後4時から前座にあたる「WARM-UP STAGE」、午後6時に開会式が始まる。ブルーインパルスが飛ぶ午前9時台には、まだ開門もしていない計算になる。
組織委は「16時までに入場を」と呼びかけており、午後4時以降は会場運営上の理由から入場規制を実施するとしている。開会式のチケットを持つ人は、9月17日午後11時59分までに来場者情報とチケット情報の登録を済ませる必要があり、当日は本人確認書類とチケットの提示を求められる。開会式と閉会式、柔道、射撃、セーリング、クリケットの各会場は再入場ができない。
WARM-UP STAGEの出演者は10日に発表され、INIと四郷地区棒の手保存会が出演する。司会は小林拓一郎さんと加藤里奈さんが務める。
32年ぶり3度目の日本開催、野球やクリケットも
アジア競技大会は4年に1度開かれるアジアの総合競技大会だ。日本オリンピック委員会(JOC)によると、今回は9月19日から10月4日までの16日間、愛知県と名古屋市を中心とする53の会場で行われ、アジアの45の国と地域が43競技を争う。日本での開催は1994年の広島大会以来32年ぶりで、3度目となる。
大会のコンセプトは「IMAGINE ONE ASIA」。JOCは、オリンピックでは実施されない野球、ソフトボール、空手、武術太極拳、カバディ、クリケット、eスポーツなどが多数行われる点をこの大会の特徴として挙げている。開幕まで5日となり、交通規制や来場ルールの告知が相次いでいる。
