気象庁は1日、2026年6月の天候をまとめて発表した。北日本、東日本、西日本の太平洋側と沖縄・奄美で、月間の降水量が平年を「かなり多かった」と評価する水準まで上回った。梅雨と相次ぐ台風が、太平洋側を中心に雨をもたらした。
太平洋側で雨が多く
気象庁によると、6月は太平洋側で雨が目立った。北日本、東日本、西日本の太平洋側と沖縄・奄美で降水量が平年をかなり上回り、北日本と西日本の日本海側でも多かった。
要因として気象庁は、低気圧や梅雨前線に加え、上旬と下旬に日本付近を台風第6号、第7号、第8号が相次いで通過したことを挙げた。1か月の間に3つの台風が日本の近くを通ったことになる。
北日本は気温高く
気温は地域で差が出た。北日本は太平洋側、日本海側ともに平年より高かった。一方、東日本、西日本、沖縄・奄美は平年並みにとどまった。
日照時間は、北日本の日本海側で平年をかなり上回った。雨が多かった太平洋側とは対照的に、日本海側では晴れ間が広がる日が多かったとみられる。
地域でばらついた6月
地域別にみると、傾向の差がはっきりした。北日本は太平洋側・日本海側とも気温が高く、降水量もそれぞれ「かなり多かった」「多かった」となった。東日本と西日本は気温こそ平年並みだったが、太平洋側の降水量はいずれも平年をかなり上回った。西日本の日本海側も雨は多かった。沖縄・奄美は気温が平年並みで、降水量はかなり多かった。
一方、降水量が平年並みだったのは東日本の日本海側だけだった。多くの地域が平年を上回るなかでは、目立つ結果となった。
気象庁は毎月、前月の天候を地域ごとにまとめて公表している。今回の6月分は7月1日に掲載された。