国民民主党は11日、両院議員総会を開き、新しい役員人事を承認した。6日の臨時党大会で代表に選出された玉木雄一郎衆院議員(香川2区)のもとで、新執行部が発足した。同党が公式サイトで公表した。

幹事長は榛葉氏が続投

執行役員は7人。代表代行兼国会対策委員長に古川元久衆院議員(愛知2区)、幹事長に榛葉賀津也参院議員(静岡県)、参院議員会長に舟山康江参院議員(山形県)が就いた。政務調査会長は浜口誠参院議員(全国比例)、選挙対策委員長は村岡敏英衆院議員(秋田3区)、役員室長兼人事・総務局長は田村まみ参院議員(全国比例)が務める。

党の役員一覧によると、総務会長には浜野喜史参院議員が就いた。副代表は浅野哲、後藤斎の両氏。幹事長代理には、代表選で玉木氏と争った橋本幹彦衆院議員と、足立康史参院議員の2人が起用された。組織委員長は川合孝典氏、両院議員総会長は上田清司氏、企業団体委員長は西岡秀子氏が担う。

両院議員総会は、衆参両院の所属議員が集まって党の重要事項を決める場で、役員人事の承認もここで行う。幹事長は党の資金や選挙、日常の党務を統括する役職で、代表に次ぐ実権を持つ。その幹事長を補佐するのが幹事長代理にあたる。

開票結果は127点対32点

代表選は6日の臨時党大会で投開票され、玉木氏が127点、橋本氏が32点を得た。

この代表選は、持ち点を三つの区分に分けて配分する方式で行われた。党が公表した内訳では、党員・サポーターの投票が玉木氏42点・橋本氏11点、地方自治体議員の投票が玉木氏43点・橋本氏10点、国会議員の投票が玉木氏42点・橋本氏11点。三つの区分はいずれも両者の合計が53点で並んでおり、全体で159点を配分した計算になる。国会議員だけでなく、党員や地方議員の意思も同じ重みで反映させる仕組みだ。

玉木氏「食料品の消費税減税にしっかり対応」

玉木氏は総会の冒頭で、「日本の政治を変えていく役割、国民の皆様から頼られる存在になるために、私たち国民民主党に課せられた責任は大きい」と述べた。

当面の課題には臨時国会を挙げ、「目の前に控えた臨時国会、特に国民生活に直結した課題である食料品の消費税減税にしっかり対応していく」と語っている。党勢の拡大についても、「目標に掲げた700名の自治体議員の仲間をつくらなければならない」と改めて掲げた。700人は、同党が目標として掲げている自治体議員の数だ。

代表選の検証委員会を設置

党は同じ11日、代表選挙検証委員会を設置し、第1回の委員会を開いた。委員長には幹事長代理に就いたばかりの足立康史参院議員が就任。副委員長を西岡秀子衆院議員と礒﨑哲史参院議員が務め、顧問に弁護士の栗山明久氏が入った。

検証の対象や期限について、党は公式サイトの公表資料に具体的な記載を置いていない。

新執行部は発足の直後から、玉木氏が最初の課題に挙げた臨時国会での消費税減税の対応に臨む。