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A2B攻撃とは 公開アプリを解析しサーバの不備を突く手口 NICTが情報漏えいの原因の一つと特定
A2B攻撃とは、公開されているAndroidアプリを解析して接続先のサーバを調べ上げ、サーバ側の認証や入力チェックなどの不備を突く攻撃手法。情報通信研究機構(NICT)が10月13日、国内で相次ぐ情報漏えいの原因の一つとして特定したと発表した。「A2B攻撃」と名付け、アプリを公開する事業者に侵害の確認、脆弱性の点検、暫定的な緩和策の3種の対策を求めた。総務省も同日、事業者に対策の徹底を呼びかけた。
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「たった今」を覚える脳の仕組みを発見 NICTがショウジョウバエで解明 1940年から謎だったシナプスの瞬間的な増強に分子の正体
情報通信研究機構(NICT)は9月24日、「たった今見たもの」「たった今聞いたこと」を覚えている即時記憶の分子的な仕組みを発見したと発表した。神経細胞が連続して信号を出すとシナプスの伝達が瞬間的に強くなる「即時性シナプス増強」という現象は1940年に報告されて以来80年以上研究されてきたが、何がそれを起こしているのかは分かっていなかった。未来ICT研究所の吉原基二郎上席研究員らのグループは、ショウジョウバエの胚のシナプスを遺伝解析し、シナプトタグミン7というタンパク質が前の信号で流れ込んだカルシウムの残りに反応し、自身のC2Bという部位がかけている抑制をC2Aという部位が解除することで伝達を強めていることを突き止めた。さらに、この増強だけが働かない突然変異体の成虫にパブロフ条件反射の実験を行うと記憶に明らかな異常が出た。即時性シナプス増強そのものが即時記憶の脳内での実体である可能性を示す結果で、論文は9月21日付で米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。NICTは、このタンパク質が少ないことが報告されている双極性障害の仕組みの理解にもつながるとしている。
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量子コンピュータをつなぐ光の並列接続、世界最多の10本に 阪大・NICT・浜松ホトニクス 1台1万量子ビットの上限を超えるための一歩
大阪大学と情報通信研究機構(NICT)、浜松ホトニクスの研究グループは9月1日、複数の量子コンピュータを光でつなぐ「多重量子光インターフェース」で、並べた10個の原子から出た光子を同時に取り出して検出することに成功したと発表した。同時に扱える本数としては世界最多で、これまでの光ファイバーを束ねる方式では数本程度にとどまっていた。ガラス基板の中に光の通り道を32本並べた集積光導波路アレイを使い、そのうち10本に光子を通した。約100本まで広げられる技術だとしている。誤り訂正まで備えた汎用量子コンピュータには100万を超える量子ビットが必要とされる一方、中性原子方式の1台で扱えるのは1万量子ビット程度と見積もられており、100台以上を束ねる接続技術が要る計算になる。論文は米国の科学誌Opticaに8月31日付で掲載された。
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脆弱性の届出、10月から内閣府へ通知 IPAが改訂ガイドライン公開 悪用の疑いか影響大なら対象
ソフトウェアの欠陥(脆弱性)の届出のうち、悪用が確認・疑われるものと、深刻度が高く影響範囲が広いものを、情報処理推進機構(IPA)が10月1日から内閣府へ通知している。サイバー対処能力強化法の施行に合わせ、IPAとJPCERT/CCが同日に改訂ガイドライン(2026年版)を公開した。内閣府は情報を製品の供給者や省庁、基幹インフラ事業者などへ一般公表より前に渡すことがあり、届け出た発見者には通知の有無を答えない場合がある。