タグ: 食品安全
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中国産おくら、輸入の全ロットに検査義務 残留農薬で3件違反、厚労省が初の検査命令
厚生労働省は2026年10月30日、中国産のおくらとその簡易な加工品について、食品衛生法に基づく検査命令を出した。輸入者は届け出のたびに全ロットの検査を受けなければならなくなる。検疫所のモニタリング検査で、冷凍おくら3件から植物成長調整剤のメピコートクロリドが基準の0.01 ppmを超えて検出されたためで、中国産おくらへの残留農薬の検査命令は初めて。最も高い値は0.24 ppmだった。厚労省は直ちに健康に影響はないとしている。
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農薬による人の事故、令和7年度は16件で5年のうち最少 だが被害者は36人で前年度の18人から倍増 2人が死亡
農林水産省は2026年10月6日、令和7(2025)年度に農薬の使用に伴って起きた事故と被害の状況を公表した。人に対する中毒事故は16件で、令和3年度の19件、令和5年度の20件を下回り、公表されている過去5年で最も少なかった。一方、被害を受けた人は36人で、前年度の18人から2倍に増えている。件数が減って人数が増えたのは、周囲へ農薬が漏れて一度に複数人が巻き込まれる事故が目立ったためで、土壌くん蒸剤を使った後の被覆が不十分だった3件だけで16人が被害を受けた。死亡は2人で、1人は被覆せずに密閉されたビニールハウス内でくん蒸剤を使った作業者、もう1人は農薬を誤飲した認知症の高齢者だった。農作物などへの被害は9件で、魚類の被害はこの5年で初めて0件となった。農水省は再発防止策として、農薬を飲料の空容器に移し替えないことや、土壌くん蒸剤の使用後は直ちに被覆することなど8項目を挙げ、都道府県に指導の徹底を求めた。
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国産農畜水産物37品目からのPFAS摂取量、耐容量の1%未満 農水省調査 高濃度の土壌でも野菜への移行は限定的
農林水産省は11日、令和7年度の国産農畜水産物に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)の実態調査と試験研究の結果を公表した。令和6年度分と合わせた37品目からのPFOS・PFOAの摂取量は、平均的な食生活で一日当たり体重1キロあたりPFOS0.13ナノグラム、PFOA0.09ナノグラムで、食品安全委員会が定める耐容一日摂取量のそれぞれ0.65%、0.45%だった。調査品目のうち最も濃度が高いものだけを食べ続けると仮定しても、耐容量の7.6%と2.2%にとどまる。河川水や地下水から指針値を超えて検出された5地域の農産物も、すべて定量下限値未満か低い濃度だった。