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英国・欧州の滞在歴による献血制限、10月1日に撤廃 1980年以降の滞在で断られていた人が献血できるように プラセンタ注射剤は最終使用から3か月後に可能
日本赤十字社は10月1日から新しい献血基準の運用を始める。変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)対策として1999年から続いてきた「欧州等滞在歴」による献血制限が撤廃され、1980年以降に英国や欧州の対象国に一定期間滞在したことを理由に献血を断られてきた人が、献血できるようになる。制限の範囲は国によって異なり、英国は1996年までの滞在なら通算1か月以上、1997年からは通算6か月以上、フランスやドイツなど9か国は通算6か月以上、オーストリアなど27か国は通算5年以上が対象だった。ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤の使用歴による制限も見直され、期間を定めずに献血を遠慮してもらう扱いから、最終使用日から3か月が過ぎれば献血できる扱いに変わる。厚生労働省の薬事審議会血液事業部会安全技術調査会が2026年1月14日に撤廃を適当とする方針を示していた。国の研究班が数理モデルで推計した結果、制限を撤廃しても国内のvCJD患者が増えることはないと結論づけられている。海外からの帰国日当日から4週間以内は献血できない制限は、これまでどおり続く。