テクノロジーのニュース(8 / 10)
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総務省、800MHz帯の新無線システムで省令改正案 12日から意見公募 2029年に空くMCA跡地に高速無線とGPSを補う測位網
総務省は11日、800MHz帯の新しい無線システムの追加の制度整備として、電波法施行規則を改正する省令案をまとめたと発表した。12日から10月16日まで意見を募集する。改正案は、この無線システムの手持ち型の無線機を「登録局」の枠組みで使えるようにするもので、1局ずつ免許を取らなくても決められた規格の機器なら総務大臣の登録で開設できるようになる。800MHz帯では、1994年に始まった業務無線「デジタルMCA」が2029年5月末で終わり、その跡地に2つの新システムが入る。1つは無線LANの一種を使って映像も送れる高速無線、もう1つはGPSを地上から補い屋内でも位置がわかる「3次元測位システム」である。
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地方税のeLTAX、19日0時から5日間止まる 24日朝に新システム 24時間365日稼働へ、水道料金もQRでキャッシュレス納付
林総務相は11日の閣議後記者会見で、地方税のオンライン手続システム「eLTAX(エルタックス)」を更改し、24日朝から新システムを動かすと明らかにした。移行作業のため、19日午前0時から24日午前8時30分まで5日間余りサービスを止める。この間は電子申告も電子納付もできない。新システムはメンテナンス時を除いて24時間365日動く。24日からは地方税以外に、保険料や水道料金など自治体に納める公金も、納付書のQRコード「eL-QR」でキャッシュレス納付できるようになる。eLTAXを経由した納付額は令和7年度に約19.1兆円と、地方税全体の約4割を占めている。
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「塗って乾かすだけ」で異種材料を接合 NIMSが多孔質アンカー層を開発 1円玉大で220キロに耐える7メガパスカル
物質・材料研究機構(NIMS)は9月10日、溶液を塗って乾かすだけで、性質の異なる素材同士を強く接合できる新技術を開発したと発表した。本来は接着しにくいガラスと柔らかな高分子の組み合わせで、7メガパスカルを超える接合強度を確認した。NIMSの換算では、1円玉と同じ半径1センチの面で接着した場合に220キロ以上の重さに耐えられる強さにあたる。塗って乾かすと、ナノメートルからマイクロメートルの細かな孔が並んだ網目状の層ができ、片側の素材とは化学的な親和性で結び付き、もう片側とは孔に入り込んで物理的にかみ合う。多孔層がない場合や平らな塗膜の場合と比べ、垂直に引っ張ったときの強度はおよそ2倍になった。直径15センチの大面積でも製膜できるという。NIMSによると、くっつきにくさの要因には硬さや熱膨張率の違いに加えて「極性」(分子内の電気的な偏り)の違いがあり、極性の大きいガラスと極性の小さいエラストマーは本来なじみにくい組み合わせにあたる。強度が上がる理由は食い込み構造だけではなく、相分離が進む過程で力学的に弱い部分が優先的に淘汰され強い部分が残るため、耐久性に優れた多孔構造がボトムアップで得られる点も挙げられている。相手に使ったスチレン・ブタジエン系の熱可塑性エラストマーは、ポリプロピレンやポリエチレンといった接着しにくい素材向けの相溶化剤・接着性改質剤としてすでに広く使われている材料である。成果は9月10日、科学誌「Small」のオンライン版に掲載された。論文の著者は荒井俊人独立研究者ひとりである。
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学園祭の年齢確認にマイナンバーカード デジタル庁アプリは「20歳以上か」だけを表示 12日の東京都市大など5大学で
デジタル庁は9月10日、大学の学園祭での酒類提供に伴う年齢確認にマイナンバーカードを使う取り組みを進めていると公表した。同庁が配布する「マイナンバーカード対面確認アプリ」でICチップを読み取る方式で、画面に出るのは「20歳以上か20歳未満か」だけ。氏名や住所はもちろん、実年齢も学生スタッフには渡らない。12日から13日の東京都市大学「横浜祭」を皮切りに、長岡技術科学大学、信州大学の2キャンパス、京都大学の計5大学で11月まで順次実施する。実物のカードのほか、iPhoneに追加した「iPhoneのマイナンバーカード」でも確認できる。
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デジタル庁の政府共通システムに不正アクセス 職員ら24万6000件の個人情報が漏えいの可能性 VPNの欠陥突かれる
デジタル庁は9月11日、同庁が運用する政府共通の業務システム「ガバメントソリューションサービス(GSS)」が外部から不正アクセスを受け、各府省庁の職員らの個人情報およそ24万6000件が漏えいした可能性があると発表した。侵入口になったのは、外部から社内網へ安全につなぐための通信機器(VPN機器)の欠陥で、修正プログラムを当てる前に突かれた。漏えいした可能性があるのは氏名やメールアドレス、電話番号などで、マイナンバーや銀行口座、年金番号は含まれていない。一般国民の個人情報も含まれないという。検知は6月25日で、公表までに2か月半を要した。二次被害は現時点で確認されていない。
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シャープ、フラッグシップ「AQUOS R11」発売 SNS投稿の文字を自動で隠す新機能 ピーク3,600nitのIGZO有機EL
シャープは、フラッグシップスマートフォン「AQUOS R11」のSIMフリーモデル(型番SH-M35)を7月9日以降、順次発売した。写真に写り込んだ標識や看板の文字を撮影時に自動でマスキングする新機能「プライバシーセーフ」を搭載し、SNS投稿時の意図しない情報漏れを抑える。画面はピーク輝度3,600nitのPro IGZO有機EL、心臓部はSnapdragon 8s Gen 4で、AQUOS R10からCPUで約13%、GPUで約40%性能を高めた。カメラはライカ監修のトリプル構成。国内ではNTTドコモ、ソフトバンクも取り扱う。
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三菱自動車、国産人型ロボットを量産へ 東大発Highlandersと基本合意 京都工場で2027年生産開始
三菱自動車工業は7月9日、東京大学発のロボットスタートアップ「Highlanders(ハイランダーズ)」と、人型ロボット(ヒューマノイド)の共同開発・量産化に関する基本合意書を締結したと発表した。三菱自動車の京都製作所京都工場の遊休建屋を活用し、2027年の早い時期に生産開始を検討する。加藤隆雄社長兼CEOは同日の共同記者会見で、量産開始後に月1000台規模の生産体制を目指す考えを示した。量産の対象はHighlandersが開発した人型ロボット「N」で、まず自社工場に導入し、将来は外部への販売も視野に入れる。国内の生産現場が抱える人手不足への対応が狙いで、自動車大手が国産ヒューマノイドの量産に踏み込む動きとなる。
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ソニー、レンズ一体型カメラ「RX10 V」発表 24-600mmを1台で 9年ぶり新モデル、7月31日発売
ソニーは7月9日、レンズ一体型デジタルカメラ「RX10 V」(型番DSC-RX10M5)を発表した。24-600mm相当(光学25倍)のズームレンズを一体化し、レンズ交換なしで広角から超望遠までこの1台でまかなえる。AIによる被写体認識AFや最高約30コマ/秒のブラックアウトフリー連写、4K120p動画に対応した。市場推定価格は税込36万円前後で、7月16日午前10時に予約を受け付け、7月31日に発売する。高倍率一体型のRX10シリーズとしては、2017年発売の「RX10 IV」以来およそ9年ぶりの新モデルで、第5世代にあたる。
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デジタル庁、医療DXの進み具合を「見える化」 マイナ保険証や電子処方箋など5分野を公開
デジタル庁は7月7日、医療分野のデジタル化(医療DX)の進み具合をまとめて見られる「ダッシュボード」を公開した。厚生労働省と連携し、マイナ保険証によるオンライン資格確認、電子処方箋、マイナポータルでの健康情報の閲覧、自治体の手続きデジタル化など5分野について、普及や利用の状況を主要な指標で示す。電子カルテの共有については今後追加する。医療DXは、病院や薬局に散らばる患者の情報を電子化してつなぎ、重複した検査や投薬を防いだり、救急や災害時に必要な情報をすぐ確認できるようにしたりする取り組みだ。デジタル庁は「進捗やメリットを国民に身近に感じてもらう」ためとしており、政策の効果をデータで公開して検証できるようにする狙いがある。
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総務省、デジタル基盤の海外展開へ地方・新興企業9件を採択 「信頼できるインフラ」で経済安保も
総務省は7月8日、「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」の令和8年度『ローカル・スタートアップ枠』で、応募73件のうち9件を採択したと発表した。通信網やデータセンターといったICT基盤、それを使ったサービスを海外へ売り込む地方企業やスタートアップを国が後押しする枠組みで、案件の発掘から受注までを支援する。対象は東京都以外に本社を置く資本金1億円以下の地方ICT企業か、東京都内の設立15年以内のスタートアップ。中国製など安全保障上の懸念がある機器に頼らない『信頼できる』基盤を同志国と広げる狙いがあり、経済安全保障の色合いも濃い。7月10日から31日まで二次公募も行う。