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米政府調達機関、Claudeの利用料を4割引き 従量課金で州・地方政府も対象
米連邦政府一般調達局(GSA)は10月27日、米アンソロピックとの一括調達契約「OneGov」を拡大し、対話AI「Claude」の利用料を40%割り引くと発表した。使った分だけ払う従量課金で、最低発注量は設けない。連邦の3府に加え州・地方・部族政府も対象。9月に結んだオープンAIの契約は50%引きだった。アンソロピックは割引で政府全体の支出が約10億ドル減ると見込む。
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自民党AI・デジタル社会推進本部が初会合 AI使ったサイバー攻撃でアンソロピック幹部から聴取
自民党のAI・デジタル社会推進本部(本部長・平井卓也衆院議員)は10月13日に初会合を開き、米AI開発企業アンソロピック(Anthropic)の共同創業者ジャック・クラーク氏から、AIを用いたサイバー攻撃について聞き取りを行った。平井氏は最近のサイバー攻撃でAIが使われている可能性が極めて高いと指摘した。出席議員からは、同社と政府の国家サイバー統括室やAIセーフティ・インスティテュート(AISI)との連携強化を求める意見が出た。
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米当局、中国AI6社が米国製AIを「産業規模で蒸留」と警告 OpenAIとアンソロピックも遮断を公表
米国家安全保障局(NSA)、サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)、連邦捜査局(FBI)は9月8日(米国時間)、中国のAI企業6社が米国の最先端AIの出力を大量に集めて自社モデルに写し取る「蒸留」を産業規模で行い、少なくとも2024年後半から数百万回のやり取りで数十億トークンを抜き出したとする共同アドバイザリを出した。中国政府が把握していた可能性が高いとしている。OpenAIはKimiの開発元Moonshot AIの関係者が中核とみられる組織的な抽出を7月28日までに阻止したと発表し、アンソロピックは中国の7組織による蒸留を遮断したと報告した。
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アンソロピック、AI開発の速さを外から測る3指標を提案 自社ではAIが研究開発の26%を「主導」、完全自律はゼロと公表
米AI企業アンソロピックは9月17日、フロンティアAI企業の内部でAI開発がどこまで進んでいるかを外部から把握するための3つの測定指標を提案し、あわせて自社の実測値を公開した。指標は「AI開発のどれだけをAI自身が担っているか」「AIエージェントの行動をどこまで監督できているか」「計算資源をどう配分しているか」の3つ。同社が試作した『Anthropic R&D Automation Index』によると、2026年8月時点で、AI「Claude(クロード)」が高水準の指示を受けて作業の大半を最後までこなす『主導(AL4)』の段階に達しているのは、社内のAI研究開発の26%。人の密な指示のもとで大きな塊をこなす『協働(AL3)』以上は90%を超えた。一方、人が一切関与しない完全自律(AL5)に達した領域は測定対象の中に一つもなかった。監督面では、社内で最も使われている基盤で常時およそ3万体のエージェントが稼働し、8月の10億件超の判断のうち0.002%(約4万7000件に1件)が実行前に遮断された。計算資源は、AI研究開発向けのうち約6%が安全研究に充てられていた。
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アンソロピック、生命科学の専門家にAIの制限を緩める認定制度 審査を通れば創薬や臨床開発の遮断を解除 監視は「その場で拒否」から「後から検証」へ
米AI企業アンソロピックは9月17日、生命科学の専門家を対象に、生成AI「Claude(クロード)」の安全制限を緩める認定制度「Life Sciences Verification Program(LSVP)」を始めたと発表した。審査を通った組織には、一般提供中のモデルでは拒否される創薬や研究生物学、臨床開発、製造といった業務での利用を認める。同社は生物分野の悪用をAIの最も深刻なリスクの一つと位置づけ、最新世代のモデルで軍民両用になりうる生物学の質問を広く制限してきたが、その結果として正規の研究者まで作業を止められる状態が生じていた。制度では利用枠をチーム単位の「Standard Use」と単一の研究プロジェクトに限る「High-risk Use」の2種類に分け、後者では生命科学の要求を止める安全装置をすべて外す。あわせて、要求のたびに拒否するリアルタイムの遮断から、通したうえで挙動の傾向を後から調べるオフライン監視へ切り替え、LSVPの通信データは30日間の保存を必須とする。すでに数十の組織が先行利用しており、この日から一般の申し込み受け付けを始めた。
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Anthropic(アンソロピック)、Claude悪用の遮断事例を公表 ロシア諜報が20超の組織に侵入 中国側の実行役は湖南省の大学生2人 侵害は2〜3時間で完了
米AI企業アンソロピック(Anthropic)は9月10日、自社の生成AI「Claude(クロード)」が悪用された事例と遮断の経緯をまとめた報告書を公表した。2025年12月から2026年8月までの8か月間に確認したもので、サイバー攻撃、世論工作、監視、詐欺、生物学的悪用、通常兵器の開発、無断の「蒸留」という7分野にわたる。ロシアの国家的な諜報活動とみられるグループは20を超える組織に侵入し、数百ギガバイトのデータを盗み出した。中国語話者のグループでは、実行役2人が湖南省の大学の学部生で、1つの作業手順が1か月で12件以上の未知の欠陥候補を見つけていた。同社は、手口そのものは盗んだ認証情報や未修正の機器といった既知のものばかりで、変わったのは攻撃の採算だと分析する。偵察から侵入、データの抜き取りまでをAIに任せられるようになり、企業への侵入が2〜3時間で終わり、1人の攻撃者が数十の被害者を同時に扱った事例が出ている。ただし同社は、標的の選定や盗んだ情報の収益化、結果の確認といった判断は依然として人間が握っていると注記した。最も深刻な侵害のいくつかは、人が全工程を指示した作戦から出ているという。同社は関係アカウントを停止し、当局や業界と情報を共有したうえで、攻撃の痕跡を示すデータを公開した。
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米アンソロピック、科学者向けAI「Claude Science」公開 60超の研究データベースを横断し論文執筆まで支援
米AI企業アンソロピックは6月30日、科学者向けのAIアプリ「Claude Science」を公開したと発表した。文献の分析から実験データの処理、図表や論文の作成までを一つの作業環境にまとめ、遺伝子や化合物などの科学データベース60種類以上に横断的につなぐのが特徴だ。分野ごとに分断されがちな研究ツールをAIが束ね、ゲノム解析やタンパク質構造といった専門領域に特化した「エージェント」が作業を代行する。引用や計算の誤りを点検する仕組みも備え、結論の根拠をたどれる形で成果物を残す。あわせて、研究プロジェクトに最大3万ドル相当の利用枠を提供する助成も始め、応募は7月15日まで受け付ける。生成AIの用途が文章づくりから専門的な科学研究の加速へと広がる動きを示す。
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Anthropic、最新AI「Fable 5」を世界で再展開 米の輸出規制が解除 「脱獄」対策を強化し危険度の共通指標を提案
米AI企業Anthropic(アンソロピック)は7月1日、対話AI「Claude(クロード)」の最新モデル「Fable 5(フェイブル5)」の世界での提供を再開した。6月にAmazonの研究者が安全装置を回避する手口を報告し、米政府が輸出規制をかけて一時停止していたが、6月30日に規制が解除された。同社は回避手口を99%以上遮断する新しい判定システムを導入し、24時間の監視体制を敷いた。あわせて7月2日、AIの「脱獄(ジェイルブレイク)」の危険度を4つの観点で測る評価の枠組みを公表し、業界共通の物差しにするよう呼びかけた。開発企業と政府が同じ言葉で危険性を語れるようにする狙いがある。
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AIの“頭の中”に脳と似た仕組み Anthropic、Claudeに「Jスペース」発見 「意識の証明ではない」と強調
米AI企業Anthropic(アンソロピック)は7月6日、自社の対話AI「Claude(クロード)」の内部に、人間の脳で「意識」を説明する理論と似た仕組みを見つけたとする研究を公表した。答えを文章にする前に、モデルが“頭の中”で概念を扱う内部空間を特定し「Jスペース」と名付けた。これを観察すると、AIが黙って進める推論や、表に出さない“隠れた目的”まで読み取れるという。ただし同社は「AIが意識や感情を持つことを示すものではない」と念を押している。AIの中身を透明にする『解釈可能性』研究の一つで、安全性向上への応用が期待される。