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日銀の実質輸出、9月は118.7で前月から0.2%低下 名目は16.7%増でも数量はほぼ横ばい
日本銀行は10月22日午後4時、分析データ「実質輸出入の動向」の2026年9月分を公表した。価格変動の影響を除いた実質輸出の指数(2020年=100、季節調整済)は118.7で、8月の118.9からわずかに下がった。一方、財務省が前日に公表した9月分貿易統計の名目の輸出額は10兆9723億円、前年同月比16.7%増で13か月連続の増加だった。税関長公示レートの平均が1ドル157円43銭で前年同月より6.7%の円安となっており、名目の伸びには価格と為替の分が含まれる。地域別の実質輸出は米国向けが130.1へ上昇し、中国向けは91.9から85.8へ下がった。実質輸入は115.6で8月を下回った。
- 国際
EUの輸入、重さの73.3%を船が運ぶ 金額では50.2% 航空は重さ0.3%なのに金額は20.7% 日本は貿易量の99.5%が海上輸送
EUの統計機関ユーロスタットは9月24日、2025年のEU域外との貿易を輸送手段別に集計した結果を公表した。重さで見ると海上輸送が輸入の73.3%、輸出の72.6%を運び、船が最大の輸送手段だった。ただし金額で見ると輸入の50.2%、輸出の40.4%で、重さよりも小さくなる。逆に航空輸送は重さでは輸入の0.3%、輸出の2.9%にすぎないのに、金額では輸入の20.7%、輸出の29.1%を占めた。重くて単価の低い原油や鉱石を船が運び、軽くて単価の高い製品を航空機が運ぶという分業がそのまま数字に出ている。船で運ばれた輸入は11億トン・1兆2700億ユーロ、輸出は5億トン・1兆690億ユーロだった。EUは陸で接する域外国との貿易があるため、道路輸送が重さで輸入の6.0%・輸出の17.4%、金額で輸入の19.5%・輸出の24.9%を占め、鉄道も使われている。一方、国土交通省海事局の「海事レポート2025」によると、日本は貿易量(輸出入合計)の99.5%を海上輸送が占める(2024年、トン数ベース)。海に囲まれ陸の国境を持たないためで、2024年の海上貿易量は輸出入合計で7億8115万トン、金額は153兆4243億円だった。このうち59.8%を日本商船隊が運んでいる。
- 経済・ビジネス
8月の貿易赤字1兆1056億円、前年同月の3.8倍 米国産原油の輸入量は7倍に 中東産は3割減り、調達先が入れ替わる
財務省は9月16日、2026年8月分の貿易統計速報を公表した。輸出は10兆483億円で前年同月より19.3%増え、輸入は11兆1539億円で28.0%増えた。差し引きの貿易収支は1兆1056億円の赤字で、前年同月の2940億円の赤字から3.8倍に膨らんでいる。金額の伸びの大半は単価の上昇によるもので、数量でみると輸出は2.5%、輸入は2.7%の増加にとどまった。目立つのは原油の調達先の入れ替わりで、米国産の輸入量は365万9000キロリットルと前年同月の約7倍になり、輸入量全体の約3割を占めた。中東産は725万5000キロリットルへ30.9%減っている。対米輸入が55.2%増えた結果、対米貿易黒字は703億円まで縮んだ。