タグ: 情報通信研究機構(NICT)
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NICT、チップ上面から光を出す深紫外LEDを開発 従来型より電力効率約35%高く
情報通信研究機構(NICT)は10月22日、チップの上面から光を取り出す「トップエミッション型」の深紫外LEDを高い効率で動かすことに世界で初めて成功したと発表した。実用化されている深紫外LEDはすべて基板側から光を出す構造で、チップを裏返して接合する工程が要る。新構造はこの工程が不要になり、同じ材料で作った従来型と比べて電力変換効率が約35%高かった。殺菌や半導体製造で使われてきた水銀ランプの置き換えに向け、製造の手間と効率を同時に改善する技術だとしている。
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NICTと米MITRE、AIエージェントの弱点探す競技会を12月に米国で 初回はメール代行AI
情報通信研究機構(NICT)は10月14日、米非営利組織MITREと共同で、AIエージェントの脆弱性を探す競技会「AI Breach Challenge」を立ち上げると発表した。第1回は12月16〜17日に米バージニア州アーリントンで開き、メールや予定表を代わりに操作するAIエージェントを2〜4人のチームが24時間かけて攻める。参加費は無料で、得られた攻撃手法は防御技術の研究に生かす。
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太陽の高エネルギー粒子の予測、計算条件を自動で決定 富士通・NICTなど
富士通、名古屋大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、情報通信研究機構(NICT)を中心とする研究グループは10月21日、太陽高エネルギー粒子の到来を計算するシミュレーションの計算条件(パラメータ)を、5機の探査機の観測データから自動で決める技術を開発したと発表した。専門家の経験と試行錯誤に頼っていた19個の値を数理最適化で絞り込み、2021年10月9日の現象では5機すべての観測をおおむね再現した。成果は英科学誌「Scientific Reports」に10月20日付で掲載された。
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NICTとシャープ、衛星通信「5G NTN」の試験設備を鹿嶋に構築 年内の運用開始目指す
情報通信研究機構(NICT)とシャープは10月8日、地上の5Gの仕組みを衛星通信に当てはめる通信規格「5G NTN」の技術検証や通信試験ができる衛星通信設備を、茨城県鹿嶋市のNICT鹿島宇宙技術センターに構築したと発表した。Ka帯のパラボラ型ゲートウェイアンテナなどで衛星と地上の通信網をつなぐ。必要な免許を取得し、2026年内の運用開始を目指す。国内ではこの規格の検証環境が限られ、海外の設備を使う例が多かった。運用開始後は自動車やドローンに端末を積んで通信試験を行う。
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生成AIを「きわどい質問」で点検し続ける基盤、来年度の運用目指す NICT・PFN・さくら
情報通信研究機構(NICT)とPreferred Networks、さくらインターネットは10月14日、生成AIの安全性を継続的に評価・改善する「能動的評価基盤」の社会実装に向けた取り組みを始めると発表した。危険性の高い質問を自動で作って生成AIに投げ、回答の問題を自動判定する仕組みで、さくらインターネットは来年度中の運用開始を目指し、同社の推論基盤で提供する国内外のAIへの適用を検討する。
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A2B攻撃とは 公開アプリを解析しサーバの不備を突く手口 NICTが情報漏えいの原因の一つと特定
A2B攻撃とは、公開されているAndroidアプリを解析して接続先のサーバを調べ上げ、サーバ側の認証や入力チェックなどの不備を突く攻撃手法。情報通信研究機構(NICT)が10月13日、国内で相次ぐ情報漏えいの原因の一つとして特定したと発表した。「A2B攻撃」と名付け、アプリを公開する事業者に侵害の確認、脆弱性の点検、暫定的な緩和策の3種の対策を求めた。総務省も同日、事業者に対策の徹底を呼びかけた。
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「たった今」を覚える脳の仕組みを発見 NICTがショウジョウバエで解明 1940年から謎だったシナプスの瞬間的な増強に分子の正体
情報通信研究機構(NICT)は9月24日、「たった今見たもの」「たった今聞いたこと」を覚えている即時記憶の分子的な仕組みを発見したと発表した。神経細胞が連続して信号を出すとシナプスの伝達が瞬間的に強くなる「即時性シナプス増強」という現象は1940年に報告されて以来80年以上研究されてきたが、何がそれを起こしているのかは分かっていなかった。未来ICT研究所の吉原基二郎上席研究員らのグループは、ショウジョウバエの胚のシナプスを遺伝解析し、シナプトタグミン7というタンパク質が前の信号で流れ込んだカルシウムの残りに反応し、自身のC2Bという部位がかけている抑制をC2Aという部位が解除することで伝達を強めていることを突き止めた。さらに、この増強だけが働かない突然変異体の成虫にパブロフ条件反射の実験を行うと記憶に明らかな異常が出た。即時性シナプス増強そのものが即時記憶の脳内での実体である可能性を示す結果で、論文は9月21日付で米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。NICTは、このタンパク質が少ないことが報告されている双極性障害の仕組みの理解にもつながるとしている。
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量子コンピュータをつなぐ光の並列接続、世界最多の10本に 阪大・NICT・浜松ホトニクス 1台1万量子ビットの上限を超えるための一歩
大阪大学と情報通信研究機構(NICT)、浜松ホトニクスの研究グループは9月1日、複数の量子コンピュータを光でつなぐ「多重量子光インターフェース」で、並べた10個の原子から出た光子を同時に取り出して検出することに成功したと発表した。同時に扱える本数としては世界最多で、これまでの光ファイバーを束ねる方式では数本程度にとどまっていた。ガラス基板の中に光の通り道を32本並べた集積光導波路アレイを使い、そのうち10本に光子を通した。約100本まで広げられる技術だとしている。誤り訂正まで備えた汎用量子コンピュータには100万を超える量子ビットが必要とされる一方、中性原子方式の1台で扱えるのは1万量子ビット程度と見積もられており、100台以上を束ねる接続技術が要る計算になる。論文は米国の科学誌Opticaに8月31日付で掲載された。
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脆弱性の届出、10月から内閣府へ通知 IPAが改訂ガイドライン公開 悪用の疑いか影響大なら対象
ソフトウェアの欠陥(脆弱性)の届出のうち、悪用が確認・疑われるものと、深刻度が高く影響範囲が広いものを、情報処理推進機構(IPA)が10月1日から内閣府へ通知している。サイバー対処能力強化法の施行に合わせ、IPAとJPCERT/CCが同日に改訂ガイドライン(2026年版)を公開した。内閣府は情報を製品の供給者や省庁、基幹インフラ事業者などへ一般公表より前に渡すことがあり、届け出た発見者には通知の有無を答えない場合がある。