タグ: 鉄道
- 国内
空港アクセス鉄道の借入利子、国が補給へ 鉄道・運輸機構の業務に加える政令を閣議決定
政府は10月30日、鉄道・運輸機構が鉄道事業者に「空港アクセス鉄道整備費利子補給金」を交付できるようにする政令を閣議決定した。2026年度予算で新設した制度で、空港アクセス鉄道の整備のため市中銀行などから借りた資金の利子を、国が機構を通じて補う。国の補給は支払利子の2分の1かつ0.7%以内で、対象は第三セクターの鉄道事業者に限る。政令は11月5日に公布・施行される。
- 国内
宗谷線で特急サロベツがクマと衝突し脱線 乗客32人けがなし、復旧見通し立たず
JR北海道は10月31日、宗谷線の天塩中川~問寒別駅間で30日夜、旭川発稚内行きの特急「サロベツ3号」(4両、乗客32人)が線路内のクマと衝突し、先頭車両の台車が脱線していたと発表した。乗客と乗務員にけがはない。復旧の見込みは立っておらず、11月1日も音威子府~稚内間の運転を見合わせ、旭川~稚内間で代行バスを走らせる。
- テクノロジー
S0(エスゼロ)系とは 東海道新幹線の次期車両、2029年7月に営業運転 運転士が乗る自動運転を搭載
JR東海は10月16日、東海道・山陽新幹線の次期車両の名称を「S0(エスゼロ)系」と発表した。2020年7月に走り始めたN700S以来のフルモデルチェンジで、運転士が乗務する自動運転システム(GOA2)を載せる。営業運転は2029年7月に始める予定で、2032年度上期までに25編成を投入する。地震を検知してからブレーキがかかるまでの時間を10分の1程度に縮め、消費電力量はN700Sより約6%減らす。
- テクノロジー
列車制御の無線、新方式を技適の対象に 総務省の委員会が意見12件への考え方を公表
総務省は10月9日、情報通信審議会の陸上無線通信委員会がまとめた「300MHz帯無線式列車制御システムに係る技術的条件」の報告案について、意見募集の結果を公表した。伝送容量を2倍にした新しい変調方式は現在、無線局ごとに個別の免許が必要で、技術基準適合証明(技適)の対象にして導入を進めやすくする。提出された意見は12件で、うち4件を踏まえて報告案を修正した。
- 政治
国民民主・舟山氏、米坂線の復旧「4年以上目処立たず」 鉄道にも道路並みの災害支援を要求
国民民主党の舟山康江参院議員会長は10月9日の参議院本会議で代表質問に立ち、2022年に被災したJR米坂線が4年以上たっても復旧の目処が立たないと訴えた。鉄道にも道路や河川と同様の災害復旧支援を行うよう求め、米の需給をめぐる政府の責任や飲食料品の消費税減税の費用対効果もただした。
- 国内
成田空港「新駅」構想、国が最終とりまとめへ 3ターミナル集約・鉄道複線化で都心アクセス強化
国土交通省は7月6日、「今後の成田空港施設の機能強化に関する検討会」の第4回会合を開き、最終とりまとめ案を議論した。成田国際空港が掲げる「新しい成田空港」構想では、3か所に分かれている旅客ターミナルを1か所に集約し、その真下に新しい鉄道駅を設ける。JR東日本と京成電鉄が乗り入れる線路を複線化し、特急「成田エクスプレス」や「スカイライナー」を増発することで、都心や羽田空港との鉄道アクセスを強化する。滑走路の増設で発着枠が広がるのに合わせ、増える利用者をさばくねらいがある。