注目キーワード

タグ: 米

  • 経済・ビジネス

    米の民間在庫、9月末255万トンで最高水準 新米の契約は前年の54%にとどまる

    農林水産省は10月30日、9月の米穀流通の動向を公表した。9月末の全国の民間在庫は255万玄米トンで前年同月より58万トン多く、農水省は「最も高い在庫水準」としている。前年に収穫した令和7年産米が105万トン残り、前年同月の44万トンの2倍を超えた。出荷業者が9月末までに結んだ令和8年産米の契約数量は66.9万トンで前年同月の54%にとどまり、小売事業者向けの販売価格は前年同月の81.4%だった。

  • 暮らし

    新米の取引価格、60キロ2万1293円 前年同月より42%安く 民間在庫は最高水準

    農林水産省は10月16日、令和8年産米(新米)の9月の相対取引価格を公表した。産地の集荷業者と卸売業者の間で決まった価格の全銘柄平均は玄米60キロあたり2万1293円で、前年同月の3万6895円より42%安く、2年前の同月の2万2700円も下回った。取引数量は5.4万トンで前年同月より66%少ない。同日公表のマンスリーレポートでは、8月末の民間在庫が150万玄米トンと比較可能な平成20年以降で最も高い水準となり、9月のスーパー店頭の平均価格は5キロ2952円だった。

  • 経済・ビジネス

    主食用米の作付け136万ヘクタール、前年並み 飼料用米は4年前の2割以下に 農水省

    農林水産省は10月13日、令和8年産の水田における作付状況(9月15日時点)を公表した。主食用米の作付面積は136万ヘクタールで、近年で最も高かった令和7年産より7000ヘクタール少ない前年並み。備蓄米は3万6000ヘクタールが作付けされた。一方、飼料用米は2万5000ヘクタールと4年前の2割を下回り、麦や大豆を含む戦略作物等の合計は前年産から4万4000ヘクタール減った。

  • 暮らし

    2026年産米の予想収穫量710万トン、7万6000トン減 作況単収指数102 福島・新潟・秋田で減少

    農林水産省は10月13日、令和8年産水稲の9月25日現在の予想収穫量を公表した。主食用米は生産者が使うふるい目幅のベースで710万5000トンと、前年産より7万6000トン少ない見込み。主食用の作付面積が備蓄米などへの転換で7000ヘクタール減ったうえ、梅雨前線による長雨や日照不足で10アール当たり予想収量も524キロと前年産を2キロ下回る。作況単収指数は102。都道府県別では福島が3万3800トン減と最も大きく減り、新潟、秋田も2万トンを超えて減る。

  • 経済・ビジネス

    日本産米、ベルリンの百貨店で試験販売 ゆめぴりかなど6銘柄 農水省

    農林水産省は10月9日、ドイツ・ベルリンの老舗百貨店KaDeWeで日本産米の試験販売を行うと発表した。期間は10月12日から24日まで(18日を除く)。北海道産ゆめぴりか、新潟県産コシヒカリなど6道県の6銘柄を並べる。EU向けの米輸出は2025年に11.4億円で、米輸出全体の1割に満たない。政府は2030年に米・パックご飯・米粉の輸出量35.3万トンを目標に掲げている。

  • 政治

    立憲・田名部幹事長が参院代表質問、利払費「29年度20.7兆円」の試算を突く 米在庫や広報予算も

    立憲民主党の田名部匡代幹事長は10月8日の参議院本会議で代表質問に立ち、国債の利払費が2029年度に20.7兆円に膨らむとの財務省試算を挙げて財政の持続可能性をただした。米の在庫増と集荷業者の資金繰り、雇入れ時の待遇差説明、政府広報予算の大幅増なども取り上げた。

  • 政治

    米の民間備蓄、大手事業者に常時保有を義務化 基準保有量は前年の出荷量の10%が上限 全社の合計は国の備蓄目標のおおむね25%まで

    政府は9月25日の定例閣議で政令22本を決定し、このうち3本が改正食糧法に関するものだった。「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律の施行期日を定める政令」と、施行に伴う経過措置の政令、施行令を改める政令である。改正法は令和8年7月8日に成立し、7月15日に令和8年法律第55号として公布された。柱は米の民間備蓄の義務化で、米穀の出荷・販売業者のうち事業に使う米の数量が政令で定める規模以上の「民間備蓄事業者」に、毎年届け出た基準保有量の米を常時保有させる。基準保有量は各社の前年の出荷数量または販売数量の10%を超えず、かつ全社の合計が国の備蓄の目標数量のおおむね25%を超えない範囲で定める。供給が不足し、政府の売り渡しより民間からの譲渡しが速いと農林水産大臣が認めれば、基準保有量を減らして市場へ出させる。あわせて届け出の対象に加工・中食・外食の事業者を加え、在庫数量などの定期報告を義務づけて、怠れば100万円以下の罰金を科す。米の需要減を前提にしてきた生産調整方針の規定は廃止する。ただし3本の政令は9月25日付の官報には掲載されておらず、具体的な施行日は確認できていない。

  • 暮らし

    スーパーの米、5kg平均3,160円 1年前より604円安く 卸値はなお前年比16%高

    農林水産省は9月18日、米の価格と需給のデータをまとめた「米に関するマンスリーレポート(令和8年9月号)」を公表した。全国約1000店のスーパーや生協のレジ情報(POSデータ)でみた8月の精米の平均価格は、5キロ入りに換算して3,160円。7月の3,370円より210円(6.2%)安く、前年同月の3,764円と比べると604円(16.0%)下がった。昨年12月の4,337円からは8か月で1,177円の値下がりとなる。一方、同じ18日に公表された令和7年産米の8月の相対取引価格は玄米60キロあたり31,556円で、前年同月の27,179円より4,377円(16%)高い水準が続いている。農水省は9月2日に公表した米の基本指針で、令和8年産の主食用米などの生産量を735万〜754万玄米トンと見込み、令和9年6月末の民間在庫量は政府備蓄米の買戻しを踏まえて246万〜283万玄米トンになると見通した。